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IDT,CSIX-ASIブリッジ・ボードを発売
ニュース 2005年6月9日
米国IDT(Integrated Device Technology)社は,ASI(advanced switching interconnect)の動作検証用ボードを発売した.ASIはPCI Expressの拡張仕様である.物理層やデータリンク層はPCI Expressと同じだが,ネットワーク・トポロジとしてスター型などのピア・ツー・ピア接続に対応できる.
今回発売した動作検証用ボードは,従来のCSIX(common switch interface;ネットワーク・プロセッサとスイッチ・デバイスの物理層などを定義したインターフェース規格)とASIスイッチ・デバイスの間のデータの変換を行う.最大10Gbpsのデータ転送速度に対応している.
本ボードにはネットワーク・プロセッサは搭載されていない.ネットワーク・プロセッサを搭載した市販ボード(例えば,米国Intel社のネットワーク・プロセッサ「IXP28x0」用ボード)などと組み合わせて使用する.ユーザからの要求があれば,本ボードの機能のFPGA用コンフィグレーション・データを提供するという.
今後は,PCI ExpressやSerial RapidIOとのブリッジ・ボードも提供する予定.ただし,これらのブリッジ・ボードが必要となるのは移行期の2~3年の間であり,その後はネットワーク・プロセッサがASIを標準でサポートすると考えられる.今後,同社はASIスイッチ・デバイスの開発に注力するという.
[写真1] ASIのアーキテクチャ
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