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Tektronix,3.35Gbpsのデータ転送速度に対応した信号発生器と出力モジュールを発売
ニュース 2005年1月20日
米国Tektronix社は,出力周波数が50kHz~3.35GHzの信号発生器「DTG5334」を発売した.また,本信号発生器用に,出力チャネル数やデータ転送速度などが異なる三つの出力モジュール「DTGM21」,「DTGM31」,「DTGM32」も用意する.DTGM21のデータ転送速度は1.1Gbps,DTGM31は3.35Gbps,DTGM32は350Mbpsである.出力チャネルについては,DTGM21が2チャネル,DTGM31とDTGM32が1チャネル備えている.また,DTGM31はDC(直流)~250MHz,DTGM32はDC~50MHzのジッタ周波数を生成できる.おもに,半導体の機能試験や特性試験,PCI Expressなどの高速インターフェースの規格準拠テストなどにおける需要を見込んでいる.
本信号発生器は四つの出力モジュール用スロットを備えている.また,2台の信号発生器を同期して動作させることもできる.例えば,DTGM21を使った場合,最大16の出力チャネル(2チャネル×4スロット×2台)に対応できる.1チャネル当たりのデータ・パターン長は1~64Mビット.信号の立ち上がり時間は振幅の20%~80%で80ps以下.
[写真1] 「DTG5334」の外観
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