[ keyword: 計測器 ]
Agilent,最大13GHzの周波数帯域に対応したリアルタイム・オシロスコープを発売
ニュース 2004年10月4日
米国Agilent Technologies社は,最大13GHzの周波数帯域に対応したリアルタイム・オシロスコープ「Agilent Infiniium DSO80000A MegaZoomオシロスコープシリーズ」を発売する.PCI ExpressやSerial ATA II,UWB(Ultra Wideband)など,高速インターフェース規格を採用した装置のテストなどに用いられる.
アナログ帯域が最大12GHzの「DSO81304A」と「DSO81204A」,および最大10GHzの「DSO81004A」の3機種を用意する.DSO81304Aでは,FIR(finite impulse response)フィルタ処理を施すことで,測定周波数帯域を13GHzまで引き上げている.DSO81204Aについては,オプションとして提供されるソフトウェア「N5398A」をインストールすれば,13GHzの帯域に対応可能.
本リアルタイム・オシロスコープのチャネル数は4.2チャネル使用時の1チャネル当たりのサンプリング速度は最大40Gサンプル/s,4チャネル使用時は最大20Gサンプル/s.2チャネル使用時のチャネルごとのデータ・レコード長は標準512Kポイント,4チャネル使用時は同256Kポイント.オプションで最大32Mポイントまで拡張できる.
また,本リアルタイム・オシロスコープ専用プローブ「InfiniiMax II 1169A(周波数帯域最大12GHz)」と「InfiniiMax II 1168A(同10GHz)」も合わせて用意する.いずれも,シングルエンド信号と差動信号の両方に対応する.
これらの製品の出荷開始時期は2005年2月.
■価格 |
■連絡先 |