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Agilent,外形寸法が7.1mm×2.75mm×2.7mmと小さい光学式近接センサを発売
ニュース 2004年9月8日
米国Agilent Technologies社は,光学式近接センサ「Agilent HSDL-9100」を発売した.外形寸法が7.1mm×2.75mm×2.7mmと小さい.近接センサは,物体の接近や近傍の物体の有無などを非接触で検出するセンサである.例えば,折りたたみ式の携帯電話やノート・パソコンなどの開閉を検出して電力モードを切り替えるなど,携帯機器における需要を見込んでいる.
近接センサは,検出する物体の種類などによってさまざまな方式がある.光学式の場合は,可視/不可視光線の反射や遮断などによって物体を検出する.本近接センサは,発光素子であるLEDと受光素子のフォトダイオードを内蔵している.LEDから放射した光の反射光量をフォトダイオードで受光することで,物体の接近などを検出する.本近接センサの検出可能距離は最大60mm.
消費電力は最大165mW.動作温度範囲は-25~+85℃.
[写真1] 「Agilent HSDL-9100」の外観
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