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TI,1GHz動作のC64x DSP 3品種を発売
ニュース 2004年1月20日
米国Texas Instruments社は,1GHz動作のDSP(信号処理プロセッサ)を発売する.搭載する周辺回路が異なる「TMS320C6414T」,「TMS320C6415T」,「TMS320C6416T」の3品種を出荷する.1GHz動作時の処理性能は,いずれも8000MIPS.携帯電話の基地局や医療機器,産業用機器などの高性能処理が求められる分野における需要を見込んでいる.C64xシリーズについては,これまで最大720MHzで動作する品種を出荷していた.
TMS320C6414Tは,1次キャッシュとして16Kバイトの命令キャッシュと16Kバイトのデータ・キャッシュを内蔵する.2次キャッシュの容量は1Mバイト.このほか,64チャネルのDMA(direct memory access),二つの外部メモリ・インターフェースなどを備えている.TMS320C6415Tは,TMS320C6414Tの機能にPCIとUTOPIAのインターフェース回路を追加している.さらにビタビ復号/Turbo復号コプロセッサを内蔵したものがMS320C6416Tである.
本DSPは,90nmのCMOSプロセスで製造する.電源電圧は,コア電圧が1.2V,I/O電圧が3.3Vである.消費電力は標準値で1.1~1.3W程度.パッケージは532ピンBGA.
サンプル出荷はすでに開始している.量産出荷は2004年第4四半期から開始する予定.
また,日本法人である日本テキサス・インスツルメンツは今後のDSP分野の市場動向について発表した.第3世代携帯電話やディジタル家電などが本格的に製造され始めたり,2004年の半導体市場の回復といった要因から,2004年度の日本における同社のDSPの売り上げ額は対前年比+40%増になると予測している.
[図1] TMS320C6414T/C6415T/C6416Tの内部ブロック図
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