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Texas Instruments,125Mサンプル/s動作時の消費電力が750mWと低い14ビットA-Dコンバータを発売

 米国Texas Instruments社は,サンプリング速度が最大125Mサンプル/sの14ビットA-Dコンバータ「ADS5500」を発売した.125Mサンプル/s動作時の消費電力は750mWと低い.本A-DコンバータはCMOSプロセスで製造する.消費電力を抑えるため,0.18μmの設計ルールに合わせて回路を最適化した.ワイヤレス通信機器や測定機器,MRI(磁気共鳴画像診断装置)などにおける需要を見込んでいる.

 本A-Dコンバータは3.3Vの単一電源で動作する.入力帯域幅は750MHz.入力周波数が100MHzの場合のSN比は70dB,SFDR(spurious free dynamic range)は82dBとなる.パッケージは64ピンTQFP.

 サンプル出荷はすでに開始している.量産出荷は2004年第1四半期から開始する予定.また,同社は本A-Dコンバータ用の評価ボードも提供する.現段階では,本A-Dコンバータのユーザに対してのみ評価ボードの貸し出しまたは無償提供を行っているが,量産出荷に合わせて,それ以外の顧客にも評価ボードを販売していくという.


[図1] ADS5500の内部ブロック図


[写真1] 評価ボードの外観

■価格
11,400円(1,000個購入時の単価)

■連絡先
日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
TEL: 0120-81-0036(FAX)
URL: http://www.tij.co.jp/

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