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Mentor,線路損失のモデリングやアイ・ダイアグラム表示の機能を備えるGbps回路向け伝送線路解析ツールを発売
ニュース 2003年8月19日
米国Mentor Graphics社は,線路損失(抵抗損,誘電損)のモデリングやアイ・ダイアグラム表示の機能を備える伝送線路解析ツール「HyperLynx GHz」を発売した.PCI ExpressやHyperTransport,RapidIO,InfiniBand,XAUIなど,数Gbpsの速度で信号を伝送する高速ディジタル・ボードの設計に利用できる.同社の伝送線路解析ツール「HyperLynx 7.0」の一つのバージョンとして提供する.
複雑なビット列やランダム・ビットを定義したり,ビット列に8B/10Bエンコーディングを適用する機能や,ビアの詳細な仕様を定義する機能などを備えている.デバイスのシミュレーション・モデルとして,IBISモデルとHSPICEのモデルを取り込める.
また,同社は米国Xilinx社のFPGAが内蔵する高速トランシーバ回路「RocketIO」に対応したデザイン・キットを提供する.本伝送線路解析ツールや同社の高速ディジタル・ボード設計環境「ICX」と組み合わせて利用する.本デザイン・キットには,I/OバッファのHSPICE用モデル,フットプリント,サンプル回路,ICX用の制約条件ファイルなどが含まれている.
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