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東芝,1Mバイトのフラッシュ・メモリを内蔵した32ビットRISCプロセッサを発売
ニュース 2003年5月16日
東芝は,1Mバイトのフラッシュ・メモリを内蔵した32ビットRISCプロセッサ「TMP1962」を発売する.小型・軽量化が求められる携帯情報機器への応用をねらっている.
32ビットMIPSプロセッサ・コア「TX19」を搭載する.また,40KバイトのRAMを内蔵する.フラッシュ・メモリの替わりにマスクROMを組み込むことも可能.
タイマを17チャネル,A-Dコンバータを24チャネル,シリアル・インターフェースを7チャネル搭載する.パッケージは281ピンのBGA(13mm×13mm×1.4mm).2003年12月にフラッシュ・メモリ内蔵版(型番は「TMP1962F10AXB」)のサンプル出荷を開始する.マスクROM版(型番は「TMP1962C10BXB」)のサンプル出荷の開始時期は2004年2月.
[写真1] TMP1962の外観
[表1] TMP1962の主な仕様
型名
TMP1962F10AXB
TMP1962C10BXB
内蔵メモリ
ROM
1Mバイト(フラッシュ・メモリ)
1Mバイト(マスクROM)
RAM
40Kバイト
動作周波数
40.5MHz
電源電圧
内部:1.35~1.65V,I/O:1.65~3.3V,A-Dコンバータ:2.7~3.3V
内蔵周辺機能
DMAコントローラ,8/16/32ビット・タイマ,汎用シリアル・インターフェース,シリアル・バス・インターフェース,A-Dコンバータ,ウォッチドッグ・タイマ,キー・オン・ウェイクアップなど
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