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Cypress，動作時の消費電流を85mAに抑えたUSB2.0-ATA/ATAPIブリッジLSIを発売
ニュース 2003年4月10日
米国Cypress Semiconductor社は，USB2.0-ATA/ATAPIブリッジLSI「ISD-300LP」を発売した．同社の従来品である「ISD-300A1」の消費電流（動作時）が140mAであったのに対して，本LSIではこれを85mAに抑えた．
本LSIはUSB2.0およびATA-6に準拠している．内蔵されているUSBコントローラは，ハイスピード・モード（480Mbps）とフルスピード・モード（12Mbps）のデータ転送速度に対応．また，外部電源から電流供給を受けるセルフパワー・モードと，USBのVBUSから電流供給を受けるバスパワー・モードの両方で駆動できる．動作周波数は30MHz．パッケージは80ピンTQFP．
サンプル出荷をすでに開始している．量産出荷は2003年5月から開始する予定．また同社は，本LSIの評価用ボード「CY4617」を提供する．USB2.0インターフェースを周辺記憶装置に組み込む際に必要となるハードウェアやソフトウェア，Windows用デバイス・ドライバなどが含まれる．CompactFlashスロットを備える評価ボードも提供する．
[写真1] ISD-300LP（型番CY7C68310）の外観
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