[ keyword: LSI ]

ダイナミック・リコンフィギャラブル技術を利用した画像処理LSIを開発するファブレス半導体メーカが営業活動を開始

 ダイナミック・リコンフィギャラブル技術を利用した画像処理LSIを開発しているAOIテクノロジーは,2003年4月1日から営業活動を開始した.同社は,2002年12月に,オリンパス光学工業とITXが共同出資して設立したファブレスの半導体メーカである.現在,オリンパス光学工業向けに,ディジタル・カメラ用や多機能プリンタ用の画像処理LSIなどを開発しているもよう.

 ダイナミック・リコンフィギャラブル技術とは,書き換え可能なFPGAに似たアーキテクチャを利用して,動的に回路構成を変更しながらLSIを動作させる技術である.すなわち,同一チップ上に,時間ごとに異なる回路が実現される.本技術を利用すると,一般に,回路規模や消費電力を削減できる.

 同社は,米国Quicksilver Technology社からダイナミック・リコンフィギャラブル技術(ACM:Adaptive Computing Machine)のライセンスを受けている.Quicksilver社は,ダイナミック・リコンフィギャラブルIPコアや同技術専用のOS,開発ツール,トレーニングのサポートなどをAOIテクノロジーに提供している.

 なお,米国では,ダイナミック・リコンフィギャラブル技術の普及推進を目的としたライセンス管理・研究開発会社の設立準備を進める動きも出ているという.

■連絡先
AOIテクノロジー株式会社
TEL: 03-4288-7233

組み込みキャッチアップ

お知らせ 一覧を見る

電子書籍の最新刊! FPGAマガジン No.12『ARMコアFPGA×Linux初体験』好評発売中

FPGAマガジン No.11『性能UP! アルゴリズム×手仕上げHDL』好評発売中! PDF版もあります

PICK UP用語

EV(電気自動車)

関連記事

EnOcean

関連記事

Android

関連記事

ニュース 一覧を見る
Tech Villageブログ

渡辺のぼるのロボコン・プロモータ日記

2年ぶりのブログ更新w

2016年10月 9日

Hamana Project

Hamana-8最終打ち上げ報告(その2)

2012年6月26日