[ keyword: Linux ]

MontaVista,T-EngineにLinux実行環境を移植

 米国MontaVista Software社は,T-Engineフォーラムの活動の一環として,T-EngineにLinux実行環境を移植する.これにより,既存のLinuxのアプリケーション・ソフトウェアを,T-Engineの環境で利用できるようになる.

 具体的には,T-EngineのリアルタイムOS「T-Kernel」上で,Linux OSを一つのタスク(T-Linux)として動作させる.T-Linuxを開発するため,T-Engineフォーラムは「T-Linuxワーキング・グループ」を設立した(MontaVista Software社が幹事を務める).T-Linuxのインターフェース仕様の策定とプロトタイプの開発を年内に完了し,2004年早々に正式発表する予定.

 LinuxをリアルタイムOS上で,タスクの一つとして動かすという発想は新しいものではない.例えば日本エンベデッド リナックス コンソーシアム(Emblix)でも,すでにLinuxとリアルタイムOS(μITRON仕様準拠OS)のハイブリッド仕様を策定している(この仕様書は,EmblixのWebサイトで公開されている).モンタビスタソフトウェアジャパン(MontaVista Software社の日本法人)もEmblixの会員であり,T-Linuxの開発にあたっては,この仕様も参考にするという.

 T-Engineフォーラムはだれでも参加でき,フォーラムで策定した仕様など(T-Linuxを含む)は会員にすべて公開される.ただし,T-Engineに基づいた開発物についてソース・コードなどの公開義務はない.一方,Linuxに基づいた開発箇所(T-Linuxなど)を改変して利用する場合は,GPL(General Public License)に基づいて公開する義務が生じる.


[写真1] 発表を行う有馬仁志氏(モンタビスタソフトウェアジャパン 代表取締役社長,左)と坂村 健氏(T-Engineフォーラム 会長 および東京大学 教授,右)


[写真2] T-Engineアーキテクチャの全体像

■連絡先
T-Engineフォーラム
TEL: 03-5437-2270
E-mail: office@t-engine.org
URL: http://www.t-engine.org/

モンタビスタソフトウェアジャパン株式会社
TEL: 03-5469-8840
E-mail: akemi_tsubota@montabista.co.jp
URL: http://www.montavista.co.jp/

組み込みキャッチアップ
お知らせ 一覧を見る

10/15(金),秋葉原UDXにて「組込みシステム開発者フォーラム2010――Advantech Embedded Design-In Forum Japan」を開催,全セッション受講無料

《読者の広場》 「ひと口コメント」 Part 10 ―― 『はやぶさ』の偉業にひと言! 熱いメッセージが65通も!

PICK UP用語

USB

関連記事

volatile

関連記事

Verilog HDL

関連記事

ニュース 一覧を見る

RS ComponentsがPCB設計ツールを無償配布,設計技術者向けのコミュニティ・サイトも開設

東京エレクトロン デバイス,学生向け組み込みアプリ開発コンテスト「Device2Cloud」を開催

ヒューマンデータ,Xilinx Virtex-5を搭載したFPGAボードを発売

MECHATROLINK協会がMECHATROLINK-III対応のスレーブLSIを600円で発売

Analog Devices,JESD204Aシリアル・インターフェース規格に対応した14ビットA-Dコンバータを発売

Tech Villageブログ

渡辺のぼるのロボコン・プロモータ日記

【ETロボコン】 3rd ET-West Cup

2010年6月20日

Hamana Project

ママチャリ12時間耐久レース(1)

2010年8月25日

組込マーに仲間入り! ~SSEST実行委員会

いよいよ競技会!

2010年9月 1日