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オムロンソフトウェア,変換候補と予測候補を同時に表示できる10キー携帯機器向け日本語入力ソフトウェアを発売
ニュース 2003年2月25日
オムロンソフトウェアは,携帯機器向け日本語入力ソフトウェア「モバイルWnn(うんぬ)」の予測・変換機能を強化した「Advanced Wnn」を発売した.本ソフトウェアは,文字を入力すると,即座に変換候補と予測候補を表示する.単語を入力した後,それに続く助詞や付属語の候補として過去の履歴を表示する.口語表現にも一部対応しており,方言などを付属語の辞書に追加できる(または標準のものと置き換えられる).基本辞書は,自立語辞書,単漢字辞書,付属語辞書,読みなし予測辞書(接続助詞など),標準予測辞書に分かれている.基本辞書の語数は約6万.
本ソフトウェアを利用する場合のROM容量は828Kバイト(日本語入力機能61Kバイト+基本辞書767Kバイト),RAM容量は34Kバイト(日本語入力機能30Kバイト+スタック4Kバイト)が必要となる.学習エリアや単語登録エリアに不揮発性RAMを必要とする(容量は可変).学習エリアの場合は約1000語の学習に32Kバイト,単語登録エリアの場合は約100語の登録に7Kバイトを消費する.
[写真1] Advanced Wnnのデモンストレーション
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