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Virtio社,CPUモデルを組み込んだ1000万命令/sのソフトウェア開発用シミュレーション環境を国内で販売

 米国Virtio社は,CPUモデルを組み込んだソフトウェア開発用シミュレーション環境「Virtual Platform」の国内での販売を開始した.いわゆるハードウェア・ソフトウェア協調検証ツールだが,CPUや周辺回路について設計抽象度の高いCモデルを用意することで,シミュレーションの速度を引き上げた.1000万命令/sの速度で動作するという.これによって,デバイス・ドライバやミドルウェア,アプリケーション・ソフトウェアの開発者でも利用できるようになったという.タイミング精度はクロック・サイクル・レベル.

 MIPS 32/64,XScale,ARM7/9/10のCPUモデルを用意している.XScaleのCPUモデルについては,米国Intel社が開発したワイヤレス機器向け命令セット「Wireless MMX Technology」にも対応しているという.

 このほか,アプリケーション・ソフトウェア(ユーザ・インターフェースなど)の開発に用途を絞った「SoftBoard」,カスタムのCPUモデルや周辺回路モデルなどの開発ツールを用意する「Platform Development Kit」も合わせて出荷する.


[図1] Virtual Platformの画面例

■価格
438,000円から

■連絡先
株式会社東陽テクニカ
TEL: 03-3279-0771
E-mail: kakurai@toyo.co.jp
URL: http://www.toyo.co.jp/

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