
米国International Rectifier社は,2〜16相に対応したマルチフェーズ方式のDC-DCコンバータ・チップセットを発売した.スイッチング周波数は,100kHz〜1MHzに設定できる.
マルチフェーズ方式を採用すると,DC-DCコンバータのPWM(pulse width modulation)コントローラとスイッチ素子(パワーMOSFET)をN個並列に接続することによって出力電流をN倍に増やすことができる.また,出力リプル電圧も低減できる.低電圧化が進む一方で消費電流が増加している高性能プロセッサ用のDC-DCコンバータに用いられる手法である.
本チップセットは,一つのDC-DCコンバータを内蔵するフェーズIC「IR3086」と複数のフェーズICを制御する「IR3081」から構成されている.IR3086は,MOSFETのゲート駆動,およびPWM波形の比較やラッチなどを行う.IR3081とIR3086の間では,VID(電圧識別コード)電圧やバイアス電圧,位相タイミング,平均電流,エラー・アンプ出力といった情報をやり取りする.
本チップセットは,2003年4月から量産出荷を開始する予定.
■価格 約300円(IR3081,1万個購入時の単価)
約250円(IR3086,1万個購入時の単価)
■連絡先 インターナショナル レクティファイアー ジャパン株式会社
TEL: 03-3983-0086
URL: http://www.irf-japan.com/
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