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Lattice,待機時電流が20μA~30μAと小さいComplex PLDを発売
ニュース 2003年1月21日
米国Lattice Semiconductor社は,待機時電流が最大20μA~30μAと小さいComplex PLDファミリ「ispMACH 4000Z」を発売した.リーク電流を減らすために,新たなトランジスタ構造を採用したという.電源電圧は1.8V.32マクロ・セル品を300MHzで動作させた場合の消費電力は約20mW.
デバイス・アーキテクチャはispMACH 4000V/B/Cファミリと同じである.マクロ・セル数が32,64,128の3品種を用意する.ピン間伝播遅延時間は3.5ns~4.5ns,最大動作周波数は206MHz~265MHz.I/O電圧レベルは1.8V,2.5V,3.3Vに対応しており,5Vの信号を入力しても本Complex PLDが破壊されることはないという.JTAG ISP(in-system programming),バウンダリ・スキャン・テスト,活線挿抜,出力スルー・レート制御などの機能を備えている.
パッケージはTQFPまたはBGA.32マクロ・セル品はすでに出荷を開始している.64マクロ・セル品と128マクロ・セル品は2003年中ごろに出荷を開始する予定.

[写真1] ispMACH 4000Zの外観
[表1] ispMACH 4000Zファミリの概要
			
				 
			
				 ispMACH 4032Z 
				ispMACH 4032Z 
				ispMACH 4032Z 
			
				 
			マクロ・セル数 
				32 
				64 
				128 
			
				 
			I/O数 
				32 
				32,64 
				64,92 
			
				 
			最大動作周波数 
				265MHz 
				232MHz 
				206MHz 
			
				 
			ピン間伝播遅延時間 
				3.5ns 
				4.0ns 
				4.5ns 
			
				 
			待機時電流 
				20μA 
				20μA 
				30μA 
			
				 
		パッケージ 
				49ピンBGA, 
				
					48ピンTQFP48ピンTQFP, 
				
					100ピンTQFP100ピンTQFP, 
			
					128ピンTQFP
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