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Analog Devices，最大160MHzの正弦波アナログ信号を生成できるDDS LSIを発売
ニュース 2003年1月8日
米国Analog Devices社は，最大160MHzの正弦波アナログ信号を生成できるDDS（direct digital synthesizer）LSI「AD9951」を発売した．14ビットのD-Aコンバータを内蔵している．また，AD9951に高速コンパレータを加えた「AD9952」，RAMを加えた「AD9953」，高速コンパレータとRAM，および自動リニア掃引機能を加えた「AD9954」も発売する．DDSは，ディジタル入力信号（ディジタル・データ）と外部の発振器で生成した参照クロック信号から正弦波のアナログ信号を生成する回路である．衛星放送用の通信機器やネットワーク機器，計測器などに使用される．
本DDS LSIは，32ビットの分解能を持った周波数アキュムレータを内蔵している．本DDS LSIのサンプル速度は400Mサンプル/s，電源電圧は1.8V．周波数の設定などを行うディジタル入力信号の電圧レベルは最大5Vである．また，消費電力は最大200mW．周波数が1kHzのときの位相ノイズは125dBc/Hz．パッケージは48ピンQFP．
[図1] AD9954のブロック図
[写真1] AD9954の外観
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