
日本アイ・ビー・エムは,企業向けパソコンのリサイクル・サービスを開始する.これは,日本国内だけのサービスであり,2001年4月1日から施行されている「資源の有効な利用の促進に関する法律(いわゆる改正リサイクル法)」に従っている.改正リサイクル法の中でパソコンは,使用後に廃棄物とならないような設計や製造が求められる「省資源化製品」,および中古製品の自主回収や再資源化が求められる「再資源化製品」として指定されている.
同社は,「データ消去支援サービス」,「お客様所有パソコン買い取りサービス」,「PCロングライフ・サービス」,「機器リサイクル支援サービス」,「PC回収リサイクル・サービス」,「リユースPC寄贈支援プログラム」の6種類のサービスを提供する.このうち,PC回収リサイクル・サービスでは,回収や分別といったインフラなどを日立製作所と共同で運用する.また,両社は,2002年10月30日に環境省から広域再生利用指定産業廃棄物処理者環境省の認定を受けている.
例えば,データ消去支援サービスでは,中古パソコンのハード・ディスク内の業務データを消去する.ハード・ディスクが稼動する場合,同社の専用データ消去ソフトウェアやデータ消去機器を用いて処理を行う.ハード・ディスクが故障している場合はディスクに穴を開けて物理的に処分する.どのような処理を行ったかについて,作業結果レポートなどを作成して顧客に提出する.また,機密性が高いものについては,消去処理を行う場に顧客が立ち会うこともできる.
なお,6種類のサービスのうち,リユースPC寄贈支援プログラムだけは,2001年2月からすでにサービスを開始している.
[表1] 各サービスの概要
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サービス名
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概要
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サービス開始時期
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| データ消去支援サービス |
パソコンやサーバの再利用とデータ保護のためのサービス. |
2002年12月初旬 |
| お客様所有PC買取りサービス |
再利用を前提として,企業からパソコンを買い取る.買い取るパソコンのメーカは問わないという.価格は同社が市場動向を見て決定. |
2002年11月18日 |
| PCロングライフ・サービス |
用途を限定(インターネットの閲覧,ワープロ機能など)したうえで,仕様が古くなったパソコンの再利用を促すサービス.OSとしてLinuxを使用する. |
2002年12月2日 |
| 機器リサイクル支援サービス |
パソコン以外の電子機器のリサイクルを行う場合の各種作業や手続きを支援. |
2002年11月18日 |
| PC回収リサイクル・サービス |
パソコンや周辺機器の回収,リサイクル,および廃棄について各種作業や手続きを支援. |
2002年11月18日 |
| リユースPC寄贈支援プログラム |
企業で不要になったパソコンを同一地域内の非営利団体に寄贈する支援.マイクロソフトとの協業により,ソフトウェアはライセンスなしで使用できる. |
2001年2月 |
■価格 5万円(15台までの基本料金,100台以下でパソコンの型番が明確である場合に限る.16台目からは1台当たり2,000円)
■連絡先 日本アイ・ビー・エム株式会社(ダイヤルIBM)
TEL: 0120-04-1992
URL: http://www.ibm.com/jp/
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