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Agilent Technologies,周波数帯域が6GHzのロジック・アナライザ機能付きオシロスコープを発売
ニュース 2002年11月5日
米国Agilent Technologies社は,周波数帯域が6GHzのロジック・アナライザ機能付きオシロスコープ「Agilent Infiniium 54855A」を発売する.チャネル数は4,各チャネルのサンプル速度は20Gサンプル/s.また,周波数帯域が4GHzの「Agilent Infiniium 54854A」も同時に発売する.これらのオシロスコープは,USB2.0やギガビットEthernet,XAUIなどの信号の測定に用いられる.
本オシロスコープは,各チャネルに20Gサンプル/sのA-Dコンバータを搭載している.1チャネル当たりのメモリ容量は250Kバイト.オプションのジッタ解析ソフトウェア「E2681A」を利用すると,周期ジッタ解析やヒストグラム表示,タイム・インターバル・エラー解析などが行える.
また,専用のアクティブ・プローブ「1131A」,「1132A」,「1134A」を用意する.これらは,シングルエンド信号と差動信号の両方に対応している.1131Aの周波数帯域は3.5GHz,立ち上がり/立ち下がり時間は123ps.1132Aの周波数帯域は5GHz,立ち上がり/立ち下がり時間は86ps.1134Aの周波数帯域は7GHz,立ち上がり/立ち下がり時間は61ps.差動信号測定時の入力容量は0.300pF~0.700pF,シングルエンド信号測定時の入力容量は0.480pF~0.590pF.ダイナミック・レンジは±2.5V,オフセット電圧は±12V.入力電圧は最大40V.
これらの製品の出荷開始時期は2003年2月.
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