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Synopsys,Bluetooth 1.1に準拠したベースバンド回路のIPコアとプロトコル・スタックを発売
ニュース 2002年9月30日
米国Synopsys社は,Bluetooth 1.1に準拠したベースバンド回路のIPコア「DesignWare BlueIQ」を発売した.IPコアの設計データとして,VHDLおよびVerilog HDLのRTLソース・コードを提供する.また,LMP(Link Management Protocol)のプロトコル・スタックを用意し,メモリ実装用のC言語ソース・コードを提供する.
本IPコアは,8ビットCPU(68HC11相当)を含んでいる.ホストCPUとのやり取りは,UARTを介して行う.米国Silicon Wave社の無線モデムLSI「SiW1701」と接続できるインターフェース回路を備えている.このほか,検証用のバス・ファンクション・モデルやテストベンチを提供する.
本製品の開発環境として,「DesignWare Bluetooth開発キット」を用意する.この開発キットはBluetooth 1.1仕様の認証を受けており,BlueIQコア,SiW1701,HCI(Host Controller Interface)より上位のプロトコル・スタックとプロファイル・ソフトウェアなどが含まれている.プロトコル・スタックとプロファイル・ソフトウェアは,英国Mezoe社(英国Cambridge Consultantsの一事業部)製である.
DesignWareのライセンスを持つユーザは,Synopsys社のホームページからIPコアの評価に利用できるデータ「Design View」を無償でダウンロードできる.LSIに実装するためのデータ「Implementation View」を入手するには,別途ライセンスが必要になる.
[図1] BlueIQを利用したシステムの構成
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