
ケーティーエス・テクノロジーは,HDD(ハード・ディスク・ドライブ)レコーダ用LSI「KTS8401F」を発売する.映像をディジタル記録・再生するために必要な機能を1チップにまとめた.映像信号の帯域はアナログ地上波放送相当(4.2Mbps)に絞り,LSIの価格を抑えた.
ディジタル録画機器には高画質を追求した製品が多い.しかし,同社は映像品質にそれほどこだわらないユーザ層が存在すると判断した.また,当面,テレビ放送は地上波アナログ放送が中心になると見ており,それ以上の画質を実現しても意味がないと考えた.
映像/音声コーデック,ビデオ・エンコーダ,ビデオ用A-Dコンバータ,オーディオ用A-D/D-Aコンバータ,ATAバス・コントローラなどを備えている.動画像の記録開始や停止,再生,編集などの各機能を,内蔵のマイコンで管理している.画像圧縮用のWevelet変換コーデック・コアについては,同社が独自に開発した.これにより,MPEG-2方式などを採用した場合と異なり,コーデック用の外付けメモリが不要になった.
評価用ボードを用意する.共信テクノソニックが販売を担当する.2003年1月にサンプル出荷を開始する.
[写真1] KTS8401F
[写真2] 記者発表会のようす
[表1] 主な仕様
| 型名 |
KTS8401F |
| 内蔵プロセッサ |
8ビット・マイコン(16ビット・バス) |
| 外部メモリ構成 |
128MビットSDRAM(16ビット)×1個 |
| 動作電圧 |
1.8V |
| 動作周波数 |
27MHz(内部54MHz) |
| 入出力 |
ビデオ入力:2チャネル(720×480ピクセル)
ビデオ出力:1チャネル(NTSC/PAL方式)
オーディオ入力:I2S(Inter-IC Sound),アナログ
オーディオ出力:アナログ
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| パッケージ |
208ピン QFP |

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