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セイコーエプソン,水晶振動子とRTC ICを組み込んだ外形寸法5.0mm×3.2mm×1.1mmのRTCモジュールを発売
ニュース 2002年9月11日
セイコーエプソンは,水晶振動子とRTC(real time clock) ICを組み込んだ外形寸法5.0mm×3.2mm×1.1mmのRTCモジュール「RX-8564CF」を発売した.RTCモジュールとは,日付や時刻を合わせるための制御用モジュールである.主に携帯電話やディジタル・カメラなどに用いられる.
本モジュールには,32.768KHzの音さ型水晶振動子「Q13FC135」とRTC IC「Q418564」が組み込まれている.また,水晶振動子の回路調整や温度調整などがすでに行われている.このため調整用の外付けのコンデンサが不要となる.
本モジュールの周波数常温偏差は5±23×10^-6,周波数温度特性は+10ppm(parts per million;百万分率),-120ppmである.経年変化は±5ppm/年以内である.
動作電圧は1.8V~5.5V(日時のみを表示させるための計時電圧は1.2V~5.5V)である.クロック出力周波数は32.768KHz,1024Hz,32Hz,1Hzの中から選択選択できる.動作時の消費電力は最大800μA(シリアル・クロック入力周波数が400KHzのとき),待機時の消費電力は最大700nA(シリアル・クロック周波数が0Hz,動作電圧が3Vのとき).動作温度範囲は-40℃~85℃である.I2Cバスに対応している.パッケージは10ピンSON(small outline nonlead).
[写真1] RX-8564CFの外観
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