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三菱電機，電力付加効率が60％のPDC方式向けFETパワー・アンプ・モジュールを発売
ニュース 2002年9月3日
三菱電機は，電力付加効率が60％のPDC（Personal Digital Cellular）方式向けFETパワー・アンプ・モジュール「FA01241」，「FA01242」を発売する．外形寸法は4.5mm×4.5mm×1.7mm．FA01241は893MHz～958MHz，FA01242は1429MHz～1453MHzの周波数帯域に対応している．
本モジュールは，8層の回路基板を利用している．また，モジュール内のチップ部品について，0603（0.6mm×0.3mm）型の使用比率を上げた．これにより，同社の従来品と比べて実装面積を67％削減できたという．両モジュールの動作電圧は3.6V，待機時電流は約300mA，出力電力は0.9Wである．隣接チャネルの漏えい電力比は－47dBc，次隣接チャネルの漏えい電力比は－62dBc．
本モジュールはGaAs（ガリウムひ素）プロセスで製造する．パッケージはLGA（land grid array）．サンプル出荷の開始時期は2002年10月．量産出荷は2003年3月から開始する．
[写真1] FA01241（左）とFA01242（右）の外観
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