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ACCESS,iアプリを使用するチケットレスの入場管理システムを開発
ニュース 2002年7月30日
ACCESSは,携帯電話を使って興行チケットの予約や決済,チケットレスの入場管理を行えるシステムを開発した.iモード用のJavaアプリケーション・ソフトウェアであるiアプリを利用する.チケット購入者は,携帯電話にiアプリをダウンロードし,チケットの予約とクレジット・カードなどによる決済を行う.入場時には,携帯電話のディスプレイ上にバーコードを表示させる.会場にバーコード・リーダなどを設置して,入場の認証を行う.
チケット・データや決済データなどはiアプリ内のスクラッチ・パッドというメモリ空間に記録されるため,外部からアクセスされる心配はない.複数のチケットを予約して別の携帯電話に配信することもできる.配信元の携帯電話からチケット・データが削除されるため,ダブルブッキング(重複発行)は発生しない.
システムの開発にあたっては,コンサート・プロモータ大手のディスクガレージの協力を得た.今秋からこのシステムを利用したチケット予約・決済サービスを開始する予定.
ACCESSは本システムをシステム構築とサーバ運用などを含んだサービスとして提供する.また,本システムのみをASP(application service provider)として提供することも考えている.
当面はバーコード・リーダによる認証を利用していくが,今後は赤外線通信などのインターフェースにも対応していく.また,iアプリをサポートしていないNTTドコモ以外の携帯電話にも対応していく.将来的には同社のインターネット・ブラウザに本システムを統合し,パソコン以外の携帯型情報端末向けのシステムとしても提供する予定.
[図1] システムのイメージ
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