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太陽誘電,無線LAN用モジュールを年内に製品化
ニュース 2002年7月4日
太陽誘電は,無線LAN用モジュールを2002年後半には製品化する予定であると発表した.同社は,Bluetooth通信用モジュールをすでに製品化している.今後はBluetoothに限らず,ワイヤレス通信分野の製品を幅広く開発していきたいとう.
無線LAN用モジュールの開発にあたっては,米国Resonext Communications社と提携を結んだ.Resonext社をパートナに選んだ理由として,Resonext社が開発したIEEE802.11a準拠のチップセット「RN5200ファミリ」の性能の高さを太陽誘電は挙げている.同チップセットの消費電力は合わせて700mW程度(クライアント用の場合)と低く,データ転送速度は最大54Mbpsを実現している.
太陽誘電は,2002年第4四半期にIEEE802.11a準拠のMini-PCIモジュールを,2003年第2四半期にIEEE802.11aと802.11bのデュアルバンド・モジュールを,さらに2003年第4四半期には802.11aとBluetooth通信双方の機能を備えたモジュール製品の出荷を予定している.
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