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シャープ,外形寸法が15mm×9.6mm×8.7mmと小さい測距センサ発売
ニュース 2002年5月31日
シャープは,外形寸法が15mm×9.6mm×8.7mmと小さい測距センサ「GP2Y0D340K」を発売する.出荷時に検出距離を10cm~60cmの範囲で設定できる.例えば,パソコンの液晶ディスプレイなどに組み込み,画面の前に人が存在するかどうかを検知し,ディスプレイをON/OFFするような用途に利用できる.
本測距センサは,赤外線発光ダイオードとPIN型フォトダイオード(PSD;位置検出素子)を用いて距離の検出を行う.距離の検出には光学測距方式を採用している.光学測距方式とは,反射光がセンサへ入射した位置をもとに三角測量の原理で距離計算する方式である.この方式は検出の対象の色や反射率に影響されにくく,検出の精度が高いという.電源電圧は4.5V~5.5V,消費電力は28mA~35mAである.
量産出荷の開始時期は2002年6月.
[図1] 測距センサの原理
[図2] GP2Y0D340Kの外部結線図
[写真1] GP2Y0D340Kの概観
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