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Cypress,10GビットEthernet用フレーマとOC-192/STM-64用フレーマを1チップに集積したLSIを発売
ニュース 2002年5月28日
米国Cypress Semiconductor社は,10GビットEthernet用フレーマとOC-192/STM-64(SONET/SDH)用フレーマを1チップに集積したLSI「POSIC10G」のサンプル出荷を開始した.本LSIは,10GビットEthernetフレーマとしてLAN PHY(10.3125Gbps)モードとWAN PHY(9.95328Gpbs)モードに,OC-192/STM-64(9.95328Gpbs)フレーマとしてPOS(Packet over SONET)モードとダイレクト・モードに対応する.また,10GビットEhternetからSONET/SDHフレームを生成することもできる.
本LSIは,WSI(WAN interface sublayer;10GビットEthernetをWANに接続するため,WAN PHYの物理層でSONETフレーム変換を行う)や,PCS(physical coding sublayer;符号変換)などの処理機能を内蔵している.また,10GビットEthernetのデータリンク層のMACの処理も行う.
ホストとなるプロセッサとSONET/SDHフレーマの間のインターフェースには,OIF(Optical Internetworking Forum)が定めるSPI-4-02.0に準拠したSPI4.2(16ビットLVDS,312.5MHz DDR)を採用している.また,SONET/SDHフレーマと物理層のインターフェースには,OIFが定めるSFI-4-01.0に準拠したSFI4とIEEE802.3aeに準拠したXSBIを採用している.WAN PHY用にはSDR方式とDDR方式のインターフェースを用いている.
パッケージは624ピンのBGAである.
[写真1] POSIC10Gの外観
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