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新日本無線,消費電流が8.3mAの2.1GHz帯W-CDMA向けフロントエンドICを発売
ニュース 2002年2月5日
新日本無線は,消費電流が8.3mAのW-CDMA向けフロントエンドIC「NJG1715KC1」を発売する.対応する周波数範囲は2.1GHz帯である.
本LSIは,受信した微弱なRF信号を増幅し,RF周波数(2110MHz~2170MHz)を中間周波数(380MHzなど)に変換する.ローカル・アンプを内蔵したミキサ部とLNA(low noise amplifier)部から構成されている.LNA部の電力利得は15.0dB,SN比は1.3dB,入力IP3(3次インターセプト・ポイント)は-2.0dBm,ミキサ部の変換利得は11.5dB,SN比は5.0dB,入力IP3は+1.0dBmである.
電源電圧は2.85V.パッケージは10ピンのFLP(flat lead package).外形寸法は3.0mm×2.8mm×0.75mmである.
GaAsプロセスで製造する.サンプル出荷はすでに開始されている.量産出荷の開始時期は2002年6月.
[図1] NJG1715KC1のブロック図
[写真1] NJG1715KC1の外観
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