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三菱電機,WDM伝送システムに利用できる10Gbpsの変調器集積型光通信用半導体レーザを発売
ニュース 2002年1月30日
三菱電機は,変調器を集積した伝送速度10Gbpsの光通信用半導体レーザ「ML9XX31」を発売する.半導体レーザと電解吸収型光変調器を一つの半導体基板上に集積した.WDM(wavelength division multiplexing)伝送システムなどの光源に利用できる.
本レーザは,主にメトロポリタン・エリア系(伝送距離20km~100km)で使用されるCバンド波長帯(1,530nm~1,565nm)のレーザ光を出力する.0.8nm間隔で波長が異なる46種類の品種を用意する.伝送距離が50kmのとき,伝送損失は2.0dBである.5mW光出力時の動作電流は60mA.サイド・モード抑圧比は40dB.信号の立ち上がり/立ち下がり時間は40ps以下である.消光比は11.0dB.
サンプル出荷の開始時期は2002年3月.2002年10月から量産出荷を開始する.
[写真1] ML9XX31
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