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日立製作所,最大200万ゲートの回路を実現できる試作用FPGAボードを発売
ニュース 2002年1月25日
日立製作所は,試作用FPGAボード「LogicBench HF16K」と「LogicBench HF24K」を発売する.HF16Kで実現できる回路の最大ゲート規模は約100万,HF24Kで実現できる回路の最大ゲート規模は約200万である.EDS Fair 2002では,ソリトンシステムズのブースでデモンストレーションを行った.
LogicBenchシリーズは,複数のFPGAを搭載したボードで,論理回路の検証やソフトウェアのデバッグなどに利用する.外形寸法は120mm×85mm.
本ボードは,米国Xilinx社のFPGA「Vertex-IIシリーズ」を搭載している(表1).搭載するFPGAは,論理回路構成用のものとFPGA間を接続するためのスイッチ用のものに分かれる.ユーザI/O数は,いずれも448である(そのうちの5本はクロックまたリセット専用ピン).このほか,回路の分割や配置配線の作業を支援するツール「LogicBench Compiler」も用意する.
[写真1] LogicBenchの表側
[写真2] LogicBenchの裏側
[表1] HF16KとHF24Kの概要
HF16K
HF24K
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