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Actel,フラッシュ・メモリ技術を利用した最大100万システム・ゲートのFPGAを発売
ニュース 2002年1月21日
米国Actel社は,フラッシュ・メモリ技術を利用した最大100万システム・ゲートのFPGA「ProASIC Plusファミリ」を発売した.プログラム・データを格納するフラッシュ・メモリを内蔵しているので,SRAMベースのFPGAの場合と異なり,外付けのコンフィグレーション・メモリが不要である.また,電源を投入した後,すぐに動作する.ゲートアレイを置き換える用途をねらう.
システム・ゲート数が15万~100万の6品種を用意する.動作周波数は最大100MHz.製造プロセスは0.22μmルール.I/Oインターフェースとして,LVCMOS,LVTTL,LVPECLをサポートする.2個のPLL(phase-looked loop)を内蔵する.このPLLは1.5MHz~240MHzで動作する.
また,同社はProASIC Plus用ネットリストを台湾UMC(United Microelectronics Corp.)のゲートアレイ用に変換するサービスも開始する.変換サービスは,台湾の設計サービス会社であるFaraday Technology社が担当する.
75万システム・ゲート品(APA750)と100万システム・ゲート品(APA1000)のサンプル出荷を開始した.量産出荷は2002年第2四半期から.その他の品種のサンプル出荷は,2002年第2四半期に開始する予定.
[表1] ProASIC Plusファミリの概要
型名
APA150
APA300
APA450
APA600
APA750
APA1000
システム・ゲート数
15万
30万
45万
60万
75万
100万
ASIC換算のゲート数
4万
8万
10万
15万
20万
30万
レジスタ数
6,144
8,192
12,288
21,504
32,768
56,320
RAM容量(ビット)
36K
72K
108K
126K
144K
198K
RAMブロック(256×9ビット)の数
16
32
48
56
64
88
クロック数
32
32
48
56
64
88
ユーザI/O
232
280
332
472
562
712
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