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MaxtorとAdaptec,320Mバイト/s対応のSCSIシステム開発で協業
ニュース 2001年10月30日
米国Maxtor社と米国Adaptec社は,320Mバイト/s対応のSCSIシステム開発で協力することを発表した.Adaptec社のインターフェース規格「Ultra320 SCSI」を利用した機器間の相互接続性の確保を目指す.
Adaptec社のUltra320 SCSIのデータ転送速度は320Mバイト/sである.NAS(network attached storage)やSAN(storage area network),ストリーミング・ビデオなどのインターフェースとして利用できる.2002年第2四半期には,Ultra320 SCSIの最初の製品となるSCSIカード39320/29320(ともに仮称)を日本で発売する予定である.39320は2チャネル,29320は1チャネルを備えている.その後順次,1チャネルと2チャネルに対応したホスト・アダプタや4チャネルのRAID(redundant array of independent disks)コントローラなどの発売を予定している.
Maxtor社は,Ultra320 SCSIのインターフェース機能を備えるSCSIハード・ディスク装置「Atlas 10K III」を発売している.回転速度は10,000rpm.平均シーク時間は4.5ms.記録密度は18Gバイト/プラッタである.また,Atlas 10K IIIは3製品あり,それぞれ18Gバイト,36Gバイト,73Gバイトの容量を持つ.
[写真1] Adaptec社の39320/29320(仮称)の開発ボード
[写真2] Maxtor社のAtlas 10K III(容量73GB)
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