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Sun,6,400MIPSの処理性能を持つUNIXマルチプロセッサ・サーバを発売
ニュース 2001年10月4日
米国Sun Microsystems社は,UNIXマルチプロセッサ・サーバ「Sun Fire 15K」を発売した.処理性能は6,400MIPS.CPUには,同社のUltraSPARC III Cu 900MHzを用いている(Cuは銅配線を意味する).16~106個のCPUを搭載できる.メモリ容量は最大576Gバイト.データ,制御信号,アドレス信号のそれぞれについて,バスではなくクロスバ・スイッチを使って,CPUやメイン・メモリ,I/Oの間を接続する.CPUとメイン・メモリの間の最大データ転送速度は172.8Gバイト/s,実効データ転送速度は最大43.2Gバイト/s.対応するOSはSolaris 8.
四つのCPUと32Gバイトのメモリを搭載したCPU/メモリ・ボードと,四つのサブボード用スロットを備えたI/Oボードをそれぞれ18枚まで装着することができる.また,I/Oボードを接続するスロットに,四つのCPUを搭載するCPUボードを装着することも可能である.CPU,メモリ,I/Oは,ボードごとに独立して稼動させることができる.CPU/メモリ・ボードは,既存のサーバ機であるSun Fire3800と共通のものを用いている.
Sun社は,米国Critical Path社のソフトウェア事業を買収している.同社のソフトウェアを利用すると,米国IBM社のメインフレーム用アプリケーション・ソフトウェアが本サーバの上で動作するという.
[写真1] Sun Fire 15Kの外観
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