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第3回MDDロボットチャレンジ

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512x384 18K 2006年10月19日,日本科学未来館(東京都江東区)にて,「第3回MDDロボットチャレンジ」が開催された.MDD(model driven development;モデル駆動開発)によるロボット(飛行船)制御の開発成果を競う.
512x384 21K どの部分を開発したかによって,チームを分類した.競技では,「アドバンスト」,「システム」,「ソフトモデル」の三つのチームに分類.「アドバンスト」と「システム」はハードウェアを含めて開発したチーム.「ソフトモデル」はあらかじめ用意されたリファレンス・デザイン(飛行船の機体やそれに搭載されている各モジュール,RF通信など)を利用して基地局パソコンにおける飛行制御プログラムを開発したチーム.
また,競技とは別に「エキシビジョン」というカテゴリを設け,競技課題とは異なる仕様でシステムを構築した飛行船のデモンストレーション飛行を行った.
512x384 16K ソフトモデルでは,5チームが参加.
512x384 16K システムでは,3チームが参加.
512x384 15K アドバンストでは,2チームが参加.
512x384 14K エキシビジョンには1チームが参加.
512x384 20K MDDロボットチャレンジでは,飛行競技の結果だけでなく,モデルの良しあしも審査の対象となる.
512x384 23K 競技の一つである「総合飛行」は,離陸地点(写真左端のクレータ)から通過点(写真の星形の風船)を経由して,着地点(写真右端のクレータ)に到達させるというもの.
離陸で1点,通過点の半径1m以内の通過で4点(ぶつかると3点),着陸する際にクレータに飛行船の全体が入ると5点(一部だと3点),着陸後にプロペラ停止で3点,飛行状況をスクリーンに表示できれば2点の,15点満点で競われる.
512x384 15K 超音波センサ搭載基板.
本基板が競技会場の床に16個配置されている.このセンサから飛行船の位置情報を得る.
なお,前回(第2回MDDロボットチャレンジ)までは,角度(方位)については天井に取り付けられたカメラの映像をもとに検出していた.今回はカメラは一切使わず,飛行船に搭載したジャイロ・センサを利用して角度情報を得る仕様となった.オプション仕様として地磁気センサを利用することも認めている.
512x384 39K 超音波センサを受信し,基地局パソコンに送る基板.
512x384 27K エキシビジョンの様子.
今回エキシビジョンには「ねこねこ専FU」の1チームが参加.本チームは,専修大学,キャッツ,富士通,富士通デバイスの産学連携チームである.
1.5mまで上昇させ,目標地点(写真の右端の赤い風船)まで飛行させる.飛行船に搭載したカメラで画像を取り込み,「赤色」を認識して,その方向へ飛ぶという制御を行っている.
512x384 26K チーム「ねこねこ専FU」によるエキシビジョンの様子.
目標地点(赤い風船)がなかなかとらえられず,競技終了.競技結果について同チームは,赤色の判定を行うしきい値の設定や,旋回の際に生じる慣性力の補正などを工夫する必要があると分析した.
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