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2005年10月17日,「第2回MDDロボットチャレンジ〜飛行船ロボットコンテスト〜」が開催された.MDD(model driven development)による制御プログラムを開発し,その成果を競う.本コンテストには,1) 組み込みソフトウェア技術者を育てる,2) ソフトウェア工学の観点から組み込みソフトウェアを研究する,という二つの目的がある.なお,コンテストの採点は飛行だけでなく,モデリングのよしあしも反映される.
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会場のようす. 床に張り巡らされているのが,超音波センサ.全部で16個配置してある.位置の測定に用いられる.
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会場のようす. 超音波センサの検出や赤外線通信の妨げにならないように,飛行エリアは立ち入り禁止.なお,今回の総合飛行の最終的な目標は,「砂漠を飛行させ,野生動物などの生態をトレースする」こと( 第2回 MDDロボットチャレンジ推進委員長の東海大学 開発工学部 渡辺晴美氏).
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天井には,カメラが備え付けられている.
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画像解析パソコンによるカメラの映像.これは機体の向きの情報になる.
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超音波センサ搭載基板.
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超音波センサを受信し,基地局パソコンに送る基板.
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左が今回使用された飛行船.右が前回用いられた飛行船.
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いよいよ,コンテスト開始. コンテストは,午前に「コンパルソリー」,午後に「総合飛行」の2種類が行われた.コンパルソリーは飛行船を指定の高さ(2m)に上昇させ,その後,元の位置に着陸させるというもの.総合飛行は,出発地点から,障害物(仮想的なバー)を乗り越えて,目的地に着陸させるというもの.
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壁の黄色いテープが上昇位置を示している.上側の黄色いテープが2m地点,下側が1m地点.
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飛行制御システムの概要. 本コンテストで争われるのは,基地局パソコンにおける飛行制御プログラム.飛行船の機体やそれに搭載されている各モジュール,RF通信や赤外線通信などはリファレンス・デザインとして提供される.
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本コンテストの参加チーム一覧.
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