Smartphone World のブログ

台湾 Computex 2011レポート -Android編(その1)-

Computex2011のレポート、今回は「Android」編(その1)として、
ViewSonic社、Nvidia社のブースを報告しよう.

●ViewSonic社のタブレット
米国カリフォルニアに本社を置くViewSonic社はタブレットでは日本国内でまだ知名度は高くないが、注目を浴びていたブースの一つ.ブースはタブレットとスマートフォンを前面に出した構成。同社独自のカスタマイズをされたドロイド君があちこちに見られた。

タブレットは,CPUにIntel社のAtom Z670(Oak trail)を搭載しWindows 7上でAndroidを動作させられる「ViewPad 10Pro」やゲーマー向けにTegra2(ARM Cortex-A9デュアルコア)を搭載した「ViewPad 10s」、7インチ機「ViewPad 7X」などが展示された。
   

スマートフォンは「ViewPad 4」、「V350」が展示された.
ViewPad 4はAndroid2.3(Gingerbread)を採用し,SRS Labs社が開発した音響技術「SRS」やHDMIインターフェース、DLNAなども備える。一番の特色はそのUIで、3Dグラフィックスで表示されたメニュー画面の動作は軽快である。

   viewsonic_03.JPG

(2011.06.13追記 動画を追加しました)

同ブースではタブレットを使ったライブも披露され、MCの「ViewSonic!」の掛け声に合わせて「ViewSonic!」の大合唱も見られた。

 

●Tegra2の後継 NVIDIA「KAL-EL」登場!
NVIDIA社は、同社のCPU「Tegra2」の後継である「KAL-EL」を発表した。
 

KAL-ELはクワッドコアCPUと12コアのGPUを備え、表示できる解像度は2560ピクセル×1600ピクセル。同CPUはTegra2と比較して処理能力が5倍の速さとなるという。
KEL-ELにAndroid(Honeycomb)を搭載したタブレットが展示され、高解像度の動画やゲームに人だかりができたほか、同デバイスを搭載したスマートフォンも参考出品された。

KAL-ELのデモ画像はYouTubeにもアップされており、同社のブログ
http://blogs.nvidia.com/2011/05/project-kal-el-demo-previews-future-of-mobile-gaming/
でも見ることができる。

 次回はWindows Phone 7端末をレポートする。

 

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