今回のお茶受け:「感性を刺激しましょう」の巻
<<『芸術の秋』プレゼント付き>>
お茶受け,海外ロケ第2弾! 今回のロケ地は米国マサチューセッツ州Bostonです.Bostonと言えば,Harvard UniversityやMIT(Massachusetts Institute of Technology)など,学術の街として有名です.そして,季節も“学問の秋”.私もMITあたりに学業成就のお参り(?)に行って,身を引き締めてこうようかしら….
と言いつつ,昔から勉強はそこそこ好きだが(ホント?),学校が大嫌いな私には,いくら観光とは言え…,あっ,訂正します.いくら,お茶受けの取材とは言え,わざわざ大学に行くのは酷なことでした.
「あー大学かぁ,行こうかなぁ,どうしようかなぁ」と,うだうだ考えながら,ホテルの周りをぶらつくことから始まったBostonの旅なのでした.
◆久々の「お散歩コーナー」
ホテルの横の道に沿って歩いていると,なかなかすてきな公園がありました.
私が歩いていたとき(日曜日の朝9時過ぎ),ちょうど教会の鐘の音がなっていました.手前は広くて浅い泉.
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古き良き時代を感じさせる風景ですねぇ.で,ここの場所からくるっと回れ右をすると,景色は一変してビル群です.
左の高い建物がPrudential Center Skywalk,真ん中の平べったいのがSheraton Boston Hotel.この反対側にHynes Convention Centerがあります.
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ところで,今回の旅の目的の一つに,組み込みシステムの設計・開発に関する展示会/セミナ「Embedded Systems Conference (ESC) Boston 2003」の取材があります(それがメインだろ!).私が道に迷わない(あるいは,迷ったふりをしてどこかに高飛びしない)ように,ESCが開催されるHynes Convention Centerの真ん前にあるホテルを親切な同僚が勧めてくれたわけです.
◆テーマ変更,「芸術の秋」
教会の鐘の音を聞きながら,朝の公園を心地よくお散歩していきます.公園を通り抜けると大通り(Huntington Ave.)にぶつかったので,これを西に進みます.20分ほど歩き続けると,着きました! MIT!
ではなく,Museum of Fine Arts(ボストン美術館)!!
ほんとは最初っからココに来たかったのだ!
全米でも,かなりハイレベルの質と量を誇るらしい.なお,私はHuntington Ave.を歩いてここまで来ましたが,途中,雰囲気の悪いところが何カ所かありました.公共の乗り物などを利用されることをお勧めします.
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建物からして良い感じではないですか.う〜ん,これは期待できます.さっそく,チケットを買いましょう.
おとな1人,15ドル也.
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おとな1枚は15ドル.それほど安くはないですね.しか〜し,よく見ると,
“Redeem ticket for 1 repeat visit within 30 days!”
と書いてあるではないですか.つまり,1回分の入館料は7.5ドルってこと!? すっごく得した気分! と思ったのもつかの間,よく考えてみると,私はこの3日後にはBostonを去ってしまうのでありました….
でも,いいのです.15ドル分,しっかり楽しめば.それでは,芸術の秋へLet's Go! みなさまもどうぞ,すばらしいアートの数々を楽しんでください!
と,言いたいところですが,美術品は(個人使用を除き)撮影禁止ですので,ご了承ください.もし,雰囲気だけでも味わいたい方は,下のボタンをクリックしてください.
ヨーロッパ美術やアメリカ美術はもちろんですが,日本美術も豊富でした.浮世絵,根付け,着物,鎧など,日本でもあまり目にすることのない作品をたくさん見ることができます(ちなみに,振り袖は“young woman's kimono”と訳してありました.私はずっと“single woman's kimono”だと思ってました).ほかにも,インド美術,スペイン美術,エジプト美術など,世界各国の芸術を堪能できます.
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