◆これが「だるま市」だ
予想通り,無事に喜多院に到着しました.門のところから奥は,両側にずらりと「だるま売り」が並びます.


威勢のよいお兄さんが,あちらこちらで呼び込みをしています.
「高崎から来ただるまだよ! だるまが,雪だるまになる前に買ってってね」
しかし,価格がいっさい書かれていないのが,ちと怖いですねぇ.
さて,まずは参拝,と思ったのですが,

…あっさり,くじけました.こんなに並んでまで参拝するほど,信心深くないもので….まったく,お正月からみんな何しにこんなところまで来てるんだ!(初詣に決まってますが…)
じゃ,読者プレゼント用にだるまでも買って帰りましょうか,と思ったところで耳にとびこんできた,年配の女性客と売り手との会話.
(客)「これ,いくら?」
(売)「1,000円のところを800円にしとくよ」
(客)「あら,1,000円のところを800円? それなら買おうかしら」

値札もないのに,この「お得感」.恐るべし(これが商売の極意?).
やっぱり,買うのやーめようっと….