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◆なが〜い坂道を駆け上ると,そこは…

 さて,今回は,JR保土ヶ谷駅
からの出発です.現東海道(国道1号線)を,いつもよりスピードを上げて歩きます.有酸素運動を実行するには,ウォーキングの場合,最低20分は続けなければ意味がありません.とにかく歩き続けました.そして,たどり着いたのがかつて東海道最初の難所と言われた「権太坂」です.

昔と比べると,とってもゆるやかになったそうですが,このゆるやかな上り坂がだらだらと1km以上も続くのです.


 「上り坂は平たんな道よりずっとカロリーの消費量が多い」と,どこかで聞いたことのある私は,張り切ってこの「権太坂」を上っていきました.

 坂のてっぺんに着くころには,歩き始めてから40分ほど経過していました(
いつものように迷っていたからだけど…).汗も,顔から,背中から噴出してきます.「あ〜,私ったら,どんどんやせていってるぅ!」(錯覚です).

 しかし,そんなさわやかな汗が,あるモノを見て,いっぺんに冷や汗に変わってしまいました.それは,

その名も「投込塚(なげこみづか)跡」.ここでたくさんの人骨が発見されたそうな….


 この名の由来は,「権太坂」のあまりのきつさに力が尽きてしまった旅人さんの亡骸(なきがら)を,この辺りにあった穴の中に投げ込んだことらしいのです.ひ〜ぃ,こわい〜.


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