今回のお茶受け:組み込みの世界も国際化の波 part2 
				【東京・国立競技場へ突撃取材】 
				<<組ミ込マナイ放浪記:その5>> 
				
  
●国際化の波を逃さない
 組み込み業界にも国際化の波が押し寄せています.以前,中国の代わりに横浜・中華街に取材に行きました.あー,あんなちょっとしたもんやなくて,ほんまに中国に行きたいなぁ. 
 
 編集作業が一段落して,ふと気づくと今日は2007年11月21日です.なんかあったような…. 
 
 「あっ!」 
 
 今日は,サッカーU-22日本代表の北京オリンピック予選最終戦,日本対サウジアラビアの日ではありませんか! これは応援に行かないと.あわよくば組み込みの取材として北京に行けるかもしれんし.ということで,東京・国立競技場にいらっしゃーい! 
 
  
●顔ペイントがサポータの証し
 国立競技場は明治神宮の近くにあります.夜の神宮の森は,薄暗くて不気味ですが,救世主のように横断幕がつるしてありました(写真1).そうそう,ここにいるみんなで北京に行こう,と勇気付けられます.さらに10分ほど歩くとサッカーの聖地・国立競技場に到着しました(写真2). 
 
  
[写真1] 日本代表を応援する横断幕 
  
[写真2] 国立競技場に到着 
暗闇の中を大勢の人間がうごめく様子は不気味だが,熱気を感じる. 
  
 国立競技場に到着するとすぐに顔ペイント・サービス・コーナに向かいます.さまざまな種類の顔ペイント・シール(水にぬらす入れ墨シールのようなもの)をタダで張ってくれます(写真3,写真4).もちろん一番目立つところに張ってもらってから,席につきました(写真5). 
 
  
[写真3] 顔ペイント・サービス・コーナの様子 
スタッフの人たちが,サッカー日本代表サポータの制服ともいえる「顔ペイント」を張ってくれる. 
  
  
[写真4] さまざまな種類の顔ペイント 
サポータ(=12番目の選手)を意味する背番号12のデザインなど,さまざまな種類がある. 
  
  
[写真5] 一番目立つところにペタリ 
サッカー日本代表のマスコットである八咫烏(やたがらす)を一番目立つところにペタリと張ってもらった.やたがらすとは,神話で神武天皇の道案内をしたといわれる,縁起の良い3本足のカラスのこと. 
  
 ナショナル・チームの試合の前には各国の国歌斉唱があります.君が代を歌ったのはなんと藤井フミヤ氏.会場がどよめきました(写真6). 
 
 この試合で日本がサウジアラビアに勝つか引き分け(0-0か1-1)なら,日本が北京オリンピックに出場できます.それ以外ならサウジアラビアが北京に行きます.素人考えでは失点のリスクを極力避けたプレーでいくのかなと思いますが,選手ではないので答えは分かりません.とにかく引き分け以上を目指すということで. 
 
 さぁ,試合開始です(写真7). 
 
  
[写真6] 国歌斉唱する藤井フミヤ氏 
君が代より「きゃーっ!」という黄色い声援の方が大きい. 
  
  
[写真7] キックオフ! 
										
  
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