今回のお茶受け:子どものおもちゃ大集合
【東京おもちゃショー2007】
<<新人編集者の業界体当たりレポート:第11回>>
葵:「東京おもちゃショー2007というイベントがあるんですよ.組み込み技術と関係ないから取材には行けないですかねぇ…」
編集長:「そんなことないよ.最近はハイテクが使われているおもちゃも多いし…」
葵:「では,いってきます!」
ということで,2007年6月28日(木)〜7月1日(日)に東京国際展示場(東京ビッグサイト,東京都江東区) で開催された「東京おもちゃショー2007」に行ってきました(写真1).おもちゃにハイテクが詰まっているさまを見てきます.
[写真1] 東京ビッグサイトの入り口に設置された東京おもちゃショー2007の看板
4日間のうち初めの2日間は商談見本市,後の2日間は一般向けの公開日となっている.
●困ると顔を食べさせてくれる彼
会場についてまず眼に入ったのが,巨大なアンパンマンの風船(写真2,写真3).お隣にバイキンマンもいます.そっか,バイキンマンにも羽があって飛べるんですよね.会場で迷子になっても,アンパンマンを頼りにすれば迷わない大きさでした.
[写真2] アンパンマンとバイキンマンの風船
アンパンマンはマントを使って飛行し,バイキンマンは羽を使って飛行する.
[写真3] アンパンマンを地上から見た
下から見ると,アンパンマンの目が見えない.
●エコに取り組んでいる水の妖精
セガトイズのブースでは,水の妖精しずくちゃんのおうち「ペットボトルのおうち」が展示されていました(写真4,写真5).その名の通り,ペットボトルで作られている家です.水の妖精自らエコな生活をしていたので,人間も見習わないといけませんね.しずくちゃんの彼女のうるおいちゃんの家は,バッグでできていました.
[写真4] しずくちゃんのおうちを開放したところ
右側のベッドではうるおいちゃんが寝ている.中央の水色の人形がしずくちゃん.左側のうす黄色の人形がみるみるちゃん.
[写真5] しずくちゃんのおうちの外観
ペットボトルで作られている.2007年7月現在,毎週土曜日朝9:30よりテレビ東京にて「ぷるるんっ!しずくちゃん」が放映中.
●かじりたくなる耳を持つ犬
歩いていると,ショー・ケースに並んでいるお茶犬を発見しました(写真6,写真7).なんだかおいしそうな耳をしています.お茶犬の耳にはロール・ケーキやシュークリーム,ショート・ケーキなど,甘いお菓子がくっついています.耳は仲間と交換できます.
[写真6] ショー・ケースに並んでいるお茶犬
お茶犬の家とお茶犬たち.ちょっと寒そう.でもおいしそう.
[写真7] 会話を楽しむお茶犬
お茶犬1:「株のことを考えると夜も眠れないよ」
お茶犬2:「ふぅん」
●腕を貸してくれる人
ちょっとだけハイテク(?!)なおもちゃを発見! 人形の腕がイヤホンになる「mubot」です(写真8,写真9).MP3プレーヤなどを接続して使用します.顔面は蒼白なので,油性マジックで落書きができます.自分の腕を人に貸してくれるなんて,すごくやさしいですね.
[写真8] mubotを使用している様子
腕が伸びる.手はイヤホンになっている.
[写真9] mubotの外観
対象年齢は15歳以上.mubotは15歳以上なのか.
●ジャムおじさんの力作
「アンパンマンのモアイ像がある!」と思ってアンパンマンひろばに近づいてみると,本物のパンでした(写真10,写真11,写真12).パンの匂いを漂わせており,触りごこちは石のように硬かったです.ジャムおじさんが丹精込めて作った作品なので,食べるのは遠慮しました(食べる勇気がなかっただけかも…).
[写真10] モアイ像に見えるアンパンマンの顔
近寄って見ると,ゾウガメのように大きかった.
[写真11] アンパンマンのパン
色がいつもと違うので困惑した.
[写真12] アップで撮影したアンパンマンのパンの表面
中は意外にやわらかそう…でもない.
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