「いろはにんげん学」バックナンバ
組み込めないネット編集部(と)
「おまえは女だからその年になっても好き勝手なことができるんだよなぁ」 と言ってきました.その後,自分が男であることや年齢(でも彼らはまだ30にもなっていなかった)を理由に,社会に対する愚痴を聞かされました.なんとなく頭にきたわたしは, 「そんな変えられないことを言い訳にしてやりたいことやらないような人間は いくら条件がそろったとしても結局なにもやらない人間なんじゃないの?」 と言い放ち,大ひんしゅくを買ったことを覚えています. 自分と違う立場の人を見るとき,なにかにつけて良いところばかりをうらやんでしまいがちです.立場が違えば,それに応じたメリットとデメリットの両方があることは,少し考えればわかりそうなことですが,なかなか冷静に目を向けることは難しいようです. しかし,うらやんだり,ぐちったりがかりで,ただ指をくわえているのではなにも現状はかわりません.隣の芝生は確かに青いけど,自分の芝生も自分でちゃんと世話することを忘れなければ,きれいな青色になると思うんですけど.
「人間,やっぱり,顔である」 と公言し,まわりから白い目で見られています.しかし,ここでいう「顔」とは,目鼻立ちなどではなく,表情や顔からにじみ出る雰囲気のことです. そこで,先ほどの作家の母親のことばに戻ります.人によって差はありますが,二十歳にもなればだいたい自分の思考や生きかたみたいなものは確立されると思います.すると,自然とその人の表情は,その人の考えかたやモノの見かたを反映すると思うのです. 自信を持って人生を歩んでいる人はそんな表情を持ち,いつも後ろ向きの人はなんだか暗い表情を持ち,腹黒い人はちょっと油断のならない表情を持っているような気がします.たしかに表面だけでは,人間を深く知ることはできませんが,けっこう当たるもんです. ただ,彼氏や彼女を選ぶとき,顔だけにこだわりすぎると「あっ,だまされた!」と思うことも多々あります(それって実話?).ご注意を.
2.「なせば成る」と思いながら,結局,何もしないことが多い
3.同僚が昇進すると,すなおに喜んであげる
4.上司に怒られても,3歩あるくと忘れる
5.青い空を見ていると,ふと,しごとをさぼりたくなる
6.100円ショップに行くと,「何でコレ買ったんだろう」と必ず後悔する
7.スーパーで激安品を山のように買い,そのほとんどを腐らせてしまう
8.よく考えると,身に付けているものは,ほとんどがもらいものだ
9.最近の楽しみは,「宝くじが当たったらどうしよう」と想像すること
10.預金額と働いた年月がまったく比例していない 6個以上当てはまったアナタ.アナタはある意味「愛すべき人」です.
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