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 それでも,うららかな気候の中,人けの少ない庭園を散歩するのは気持ちの良いものです.途中で,近くの保育園から来たらしい園児さんたちにも出会いました(写真10)


[写真10] 保育園児は常連さん?
平日の日中ということで,来園者はほとんどいない.そんな中,保育園児のグループは二つも来ていた.もしかして,いつものお散歩コースなのかもしれない.


 園内は,滝あり,池あり,渓谷風の流れあり,枯山水ありで,なかなか楽しめます.それほど広くないので焦ることもなく,のんびりとうろうろできました(写真11,写真12)


[写真11] 池など
カラスの行水を発見!(写真右) 思ったよりも長くバシャバシャやっていた.



[写真12] 紅梅,白梅
満開の梅を発見.あたりに良い香りが漂っている.


 それなりに春を満喫した後は,適当お散歩モード(カンに頼った散策)を開始.ふと目についた商店街,その名も「しもふり」.思わず足がそちらに向かいます(写真13)


[写真13] しもふり(正式名称は霜降銀座商店街
垂れ幕には「浅見光彦の住む街 西ヶ原」とある.蛇足ながら,浅見光彦とは,作家・内田康夫の小説に出てくる名探偵の名まえ.


 狭いけれどそれなりのにぎわいを感じさせる商店街をずっと歩いていると,いつの間にか商店街が「染井銀座商店街」に変わっています(写真14,写真15)


[写真14] 染井銀座商店街
どこで変わったのかわからないけれど,気がつくと違う商店街だった,という感じ.



[写真15] 桜尽くしの商店街
3月中旬から,JR駒込駅の発車ベルが「さくら さくら」になるとのこと.駒込駅を通るかたは気をつけてみてください.


 ところで「染井」ということばに聞き覚えはないですか? そうです.桜の品種名として有名な「ソメイヨシノ」の発祥地が,このあたりなのです.ついでなので,桜の名所として有名な染井霊園まで足を伸ばしてみましょう(商店街の名まえから想像して,きっとこの近くのはず!).

 適当に歩いて歩いて,迷ったかな? と思ったころに,何とかたどり着くことができました(写真16).みなさんはちゃんと地図などで調べてから歩いてみてくださいね(行きかたは「豊島区の桜―染井霊園」のWebサイトなどを参照).


[写真16] 染井霊園
案の定,桜の開花にはまだ早かったが….


 ぽかぽか陽気の中,ひたすら歩き続けた今回の取材.花を満喫したというよりは「今後の花の見どころ」の紹介になってしまいましたが,いろんなところに春が組み込まれていたのを感じていただけたと思います.わたしにとっては日ごろの運動不足の解消に役立ったということで,良しとしましょう(涙).みなさんはぜひ,時期を見計らってお出かけください.

※本連載は,技術者のみなさまに和んでいただけることを旨としております.けして,主旨を逸脱して好きかってに取材しているわけではございません(たぶん).

* DATA *
旧古河庭園
所在地:〒114-0024 東京都北区西ヶ原 1-27-39
http://www.tokyo-park.or.jp/kouen/park.cgi?id=17

[メルマガ編集担当(志)]


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