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◆快眠対策その1:相対温度を下げる

 
部屋は暑い.扇風機を回しても熱風を循環させているだけです.窓を開けて風を通すと多少温室状態から逃れられるものの,このままではとてもじゃないけど暑くて眠れません.

 そんなわけで,あみ出したのが「体を熱くして,相対的に部屋の温度を涼しく感じる」方法です.

 手順はいたって簡単.

  1. 熱め(43℃くらい)のお風呂に20分以上入る.

  2. お風呂から上がる前に,冷却効果のあるローションをワキ,クビに塗る


 この後,扇風機の前に座り込めば,涼し〜い気分にひたれます.この「部屋がなんか涼しいみたい」と感じている間に,間髪入れずに眠る.ただし,扇風機の風は直接体にあたらないようにし,またOFFタイマをかけておくことをお忘れなく(長時間,扇風機の風にあたり続けると,体に悪いです).

 これで「寝苦しい」,「寝つきが悪い」という状況は克服できます.

私の部屋の唯一の冷房器具.猛暑でも扇風機だけが頼りです.



◆快眠対策その2:脳みそを疲労させる

 「相対温度の利用」快眠法の問題点は,涼しく感じている間に眠れない可能性があることです.私はもともと寝付きが良いので,ふだんはこの方法でだいじょうぶなのですが,たまに(気分がイラついているときなど)脳が覚醒してしまい,なかなか眠くなりません.

 そこで,覚醒した脳みそを思いっきり酷使して疲れさせてしまう方法を発見しました.

 方法はいたって簡単.
  1. ベッドに入って横になる.

  2. 電気スタンドの明かりをともす

  3. 小難しい本(古典,外国語で書かれた本,しごとの資料など)や興味のない分野の本を読む
     

 自分が苦手な,あるいは興味のない分野の書籍であれば3ページ目くらいで脳みそが働かなくなり,4ページ目あたりで眠りにつくことでしょう.

 ただし,この方法を実践していると,たまに,思いもよらぬおもしろい本に遭遇してしまい,明け方まで読みふけってしまった…ということも起こりえます.また,しごとの資料を読み始めて,いろいろ考え出して眠れなくなってしまう(あるいは悪夢を見る)ということもありえます.

 うまく眠りにつけても,朝起きると本が自分の下敷きになって悲惨な折れ曲がりかたをしているかもしれません.しごとの書類を眠る前の読書に選んだときは気をつけましょう.

小難しい本やしごとがらみの本を読んで,脳みそを思いっきり疲れさせよう.すぐに寝つけること,まちがいなし!



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