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今月のお茶受け:知られざる海の世界
【SEA JAPAN 2004】
<<コンナトコロニ組み込み技術:第23回>>

組み込めないネット編集部

 4月.何だか慌ただしく過ぎていく時間に流されている今日このごろ.これではいけない,落ち着いて,自分のペースを取り戻さなければ….と思ったわたしは,殺気立った編集部を今日もフラフラと抜け出していくのでした.
 今回の目的地は「SEA JAPAN 2004」.海事(※海事とは,海洋を舞台とした人間の活動のこと…らしい)関係の国際展示会です(写真1).ふだんはあまり足を踏み入れることのない場所ですが,何だか組み込み技術に関係ありそうな予感がしませんか?(フラフラ抜け出して行く先は,ちゃんと取材なんですよ〜と,せめてもの言いわけを…)


[写真1] SEA JAPAN 2004
東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された.


●フネは広いな,大きいな

 会場に足を1歩踏み入れると,何となく気後れを感じます.その理由の一つは,おそらく「扱っているモノのスケールが違う」ことにありそうです.例えばこれ,何だと思います?(写真2) 実は船のエンジンなんです.


[写真2] 船のエンジンの一例
ちなみにこのダイハツディーゼルのブースでは,エンジンそのものではなく,オイル・ミスト警報装置「MD-SX」を展示していた.エンジンの右上に装着してあるのが,オイル・ミスト警報装置のコントローラである.

 こちらは,日本エレクトリック・インスルメントの電動ウィンドウ・ワイパ「WPS2N-O-3200VHS」です(写真3).縦の長さが90cmで,横幅は32mもあります.2本のワイパが視界のじゃまにならないように,またぶつからずに窓の中央まできれいに拭けるように連携動作しています.これは歯車で機械的に制御しているそうです.


[写真3] 幅が32mの電動ウィンドウ・ワイパー
2004年の新製品.従来品は横幅がもう少し狭かったとのこと.


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