ご存じの方は,「えっ,なに言ってんの?」と思われるでしょう.しかし,わたしが旅行したところと言えば,南米ばかりで,出国する際には必ずパスポートにスタンプが押されていたのです.それが普通の海外旅行だと思っていたのです.
そんなわけで,わたしは必死になって出国手続きカウンタなるものを探し始めました.まず,搭乗ゲートから猛ダッシュでセキュリティまで戻り,警備のおばちゃんに,
「アタシ,出国手続きしたい!どこに行けばいいの?」
と尋ねました.おばちゃんは,
「別になにもしなくていいよ」
と教えてくれました.
先入観というのは恐ろしいもので,他人が親切に教えてくれても,なかなか信じることができません.じゃ,もうひとり,今度はAmerican Airlineの搭乗ゲートに立つおにいちゃんに聞いてみると,
「ぼくは,セキュリティ関係はわからないんだ.ごめんね,だれか別の人に聞いてみて」
とやさしく言ってくれました.こうなったら,帰国する日本人をつかまえて聞いてみよう.人の良さそうなご夫婦発見.
「すみません.あの,San Joseって出国手続きしなくていいんですか?」
そのご夫婦は,
「わたしたちは,ロスから来たからココのことはちょっとわからないの」
と,これまた親切に教えてくれました.こうなったら,スーツを着て,ノート・パソコンを叩いている,絶対にSan Jose出張らしきおじさんをねらう.
「すみません.San Joseって出国手続きしなくていいんですか?」
「うん,なんかしなくていいみたい」
やっと,気が落ち着きました.日本に帰ってよくよく聞いてみると,国際線のチェックインがいわゆる出国手続きだそうです.
◆それでも元気に帰ってまいりました
<プレゼント・コーナー>
いろんな人にいろんな迷惑をかけつつ,なんとか無事に帰ってきました.あまり,余裕はありませんでしたが,少しプレゼントを買ってきましたので,よろしかったらどうぞ.
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1.
Rain Forest CafeのTシャツ(American Mサイズ)
1名 |
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2.
Fisherman's WharfにあるNatureな店「The Endangered Species」のペンギン型写真立て(高さは10cmくらい)
1名 |
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3.
San Jose空港の免税店で買ったSan Joseパーカー
(American Mサイズ)
1名 |
プレゼントご希望の方は,組み込みネットへのご感想,ご希望のプレゼントの番号,送付先住所,氏名,電話番号,メール・アドレスをお書きのうえ,ご応募ください.あて先は,
Webmaster@kumikomi.net
ただし,Subject(件名)は『パニック in USA』としてください.(応募〆切4月10日)
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます.
あの,念のため.
今回の出張はお茶受けの取材がメインではなかったんですよ.International HDL Conference 2002とEmbedded Systems Conference 2002の取材がメインだったんです.ほんと,ほんとですってばぁ.