◆お茶受けはシリコンバレーのはずじゃ…
さて,いろいろありましたが,まっ,起きてしまったものはしかたがない.What done is done,ですね.
気分を変えて,お茶受け取材をしよう.San Franciscoに住んでいるAmericanな友人に電話をかけて,散歩に付き合ってくれと誘いました.彼女は快くOKしてくれ,さらに車で迎えに来てくれました.
ちなみに,彼女とわたしは南米エクアドルで2年間ほどボランティアをしていました.そんなわけで,わたしとしては英語でしゃべるよりもスペイン語でしゃべるほうが楽なので,どうしてもふたりの会話はスペイン語が中心になってしまいます.はたから見ると,AmericanとJapaneseがSpanish(しかもカタコト)で会話しているのは,不思議な光景かもしれません.
そんなこんなで,ふたりのお散歩が始まりました.
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ちなみにスペイン語では…
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彼女 「どこ行く?」 |
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Ella “A donde vamos? ” |
わたし「ん,任せる」 |
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Yo “A donde quieras” |
彼女 「OK」 |
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Ella “Bueno” |
そういって,彼女は軽快にアクセルを踏み続けます.
お,これは,Sun Microsystems社.
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お,これは,Intel社.
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右手前方の白い建物はHITACH.
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有名な「101(ワン・オー・ワンと読む)」をひたすら走る.気が付くと,もうすぐBay Bridgeか….
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ちょっと待てよ.Bay Bridgeと言えば,San Francisco? つまり,わたしはどんどんシリコンバレーから遠ざかってきたの?
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わたし「もしかして,もうすぐSan Francisco?」 |
彼女 「そうよ.まず,Golden Gate Bridgeに行くのよ」 |
わたし「…,いいねぇ」 |
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ちなみにスペイン語では… |
Yo “Por si acaso,ya mismo llegamos a San Francisco?” |
Ella “Si.Primero,vamos a Golden Gate Bridge!” |
Yo “Oh,….Que Bueno!” |
はじめに「シリコンバレーを散策したい」と言わなかったことが失敗でした.しかし,もうここまで来てもらった以上,今さら「Uターンしてよ!」なんて言えないし….
まっ,目的地を柔軟に変えることが「お茶受け」の持ち味だし(オイ!),San JoseとSan Franciscoは「Sanつながり」だし(オイ,オイ!!),この際,「San Francisco散策」に変更としましょう(地球を半周したっていうのに,まったく,いつものノリになってしまった…).