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◆たまには,ふと空を見上げてみよう:『国立天文台』

 それから,また西に向かって歩いていきます.適当なところで南へ下ると,そこはすでに「武蔵境駅」でした.さてと,三鷹を探索するはずが,また一駅ずれてしまった….

 バス停を歩いていると,「天文台」という文字が目に飛び込んできました.そういえば,私,小さいころは「アインシュタインのような天文物理学者
注)になりたい!」なんてずうずうしいことを考えていたんだ.結局,天文学の本を読むのは好きなんだけど,高校の物理の問題が解けないことが判明し,その夢は散ってしまいましたが….

注)読者の方から「天文物理学者」ではなく「理論物理学者」であるとのご指摘がありました.おっしゃるとおりアインシュタインは「理論物理学者」です.


 というわけで,決まり! 武蔵境駅南口から調布駅北口経由「狛江駅南口行き」のバスに乗り,天文台に向かって出発.

 しばらくすると,右手に「富士重工」が見え,そこから5分くらいで「天文台前」に着きました.


これが「国立天文台」の入り口です.「天文台前」下車すぐ.

 
 もう日が傾いてきています.時計を見ると午後3時すぎ.あせって入場時間をチェックしてみました.10月〜3月は午後4時までになっています.後1時間,ダッシュで見て回ろう.

 この門を入ってすぐ右手に受付があります.そこで「見学したいんですけど」と伝え,見学者名簿に住所,氏名,入/退館時間を記入すれば,無料で入れます.ここには見学施設のほかに,研究施設もあり,そこは見学できません.

 時間がない,時間がないと焦りつつ,まわっていると,



   このような建物を発見.これは「大赤道儀室」という建物で,中に入ってみると,なんと,


 巨大な天体望遠鏡が!! もう,これだけ見ればここに来たかいがあったというもの.大きすぎてうまく写真に収まりませんでした.あー,これを使って,アンドロメダ星雲とか土星とか見たいなぁ.と思ったアナタ.

 見れますよ.国立天文台のパンフレットによると,毎月第2金曜日と第4土曜日に「国立天文台天体観望会」というものがあり,季節に応じて惑星や星雲などを見ることができるそうです.1月,2月は土星か木星がみれます.あー,土星の輪が見たいー.


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