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人とくるまのテクノロジー展2005

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512x384 27K 2005年5月18日〜20日,パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて自動車技術に関する展示会「人とくるまのテクノロジー展2005」が開催された.
512x384 33K 四輪/二輪レーシングマシンコーナ.
手前の赤い車は,日産自動車のGT500レース仕様「Xanavi nismo Z」.
512x384 33K フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンのブース.
ヘッドライトのON/OFF制御のデモンストレーションを行った.現在,ヘッドライトのON/OFFの切り替えの大半はリレーで行っているが,欧米ではスイッチング素子としてパワーMOS FETを使うようになってきているという.パワーMOS FETはリレーと比べて,小型化や耐久性(機械的接点の消耗がないため)などに優れている.デモンストレーションでは,同社のスイッチング・デバイス「MC33984」を用いた.
512x384 40K フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンのブース.
同社のスイッチング・デバイス「MC33984」の評価ボード.ボード中央にあるチップがMC33984.本スイッチング・デバイスは,ハイサイド・スイッチ出力を2チャネル備えている.動作電圧は6〜27V.オン抵抗(RDS)は最大6.8mΩ(13V動作,周囲温度125℃時).待機時の消費電流は最大5μA.今後は,4チャネル品も開発する予定.
512x384 22K フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンのブース.
パワーMOSデバイスの展示.「MC33984」のパッケージは,外形寸法が12mm×12mmのPQFN.MC33984は,MOS FETと温度センサや電流センサを一つのパッケージに封止している.このため,外付けにヒューズなどの過電流/過温度保護回路は不要になる.
512x384 26K フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンのブース.
カーブに合わせてヘッドライトの光軸を制御するAFS(adaptive front-lighting systems)用の制御基板.二つの基板は,左右方向の制御用と上下方向の制御用に一枚ずつ使用される.
512x384 27K フィリップス エレクトロニクス ジャパンのブース.
DSP(ディジタル信号処理プロセッサ)ベースのカー・ラジオのデモンストレーションを行った.DSPは,同社の「SAF7730」を用いた.デモンストレーションでは,シングルチューナ(アンテナ一つ)で,ノイズ情況に応じて帯域幅を自動的に調整することでマルチパスを抑圧する機能を実演した.
512x384 32K フィリップス エレクトロニクス ジャパンのブース.
「SAF7730」のデモンストレーションに使われたボード.
512x384 26K フィリップス エレクトロニクス ジャパンのブース.
カー・ラジオ用DSP「SAF7730」に関するパネル.本DSPは,処理性能が130MIPのSEP1CS7コアを五つ搭載している.オーディオ処理に一つ,サンプリング速度変換に一つ,ラジオ処理(マルチパス抑圧制御,隣接局妨害検出など)に三つを用いる.また,同社のマイクロプロセッサ「SAF3550」と組み合わせることで,HD Radio(High Definition Radio)にも対応できる.HD Radioは,既存のアナログ信号(AM/FM周波数帯域)にディジタル信号を載せることで,新しい周波数帯を利用することなくディジタル・ラジオ放送を実現する.米国ではすでにサービスを開始している.
512x384 40K フィリップス エレクトロニクス ジャパンのブース.
短期間でカー・オーディオ開発を行うためのリファレンス・デザイン「C4MusIC(※4は上付き)」を展示した.本リファレンス・デザインには,FM/AMラジオIC「CCC(TEF690x)」とDSP「CMusIC(SAF783x)」,およびソフトウェア,Gerberデータ(プリント基板のアートワーク描画用データ)が含まれる.局を探すサーチ機能やノイズ・キャンセラ機能などのラジオ制御用ソフトウェアをあらかじめ,DSPのROMに実装して提供する.2005年末からサンプル出荷を開始する予定.
512x384 25K フィリップス エレクトロニクス ジャパンのブース.
短期間でカー・オーディオ開発を行うためのリファレンス・デザイン「C4MusIC(※4は上付き)」の概要.
512x384 25K フィリップス エレクトロニクス ジャパンのブース.
同社の音声/画像処理プロセッサ(プロトタイプ)のデモンストレーション.カー・ナビゲーション・システムとオーディオ関連の周辺機器(例えば,BluetoothデバイスやUSB On-The-Goデバイスなど)を連携する役割を担う.現在,本プロセッサは開発中であり,サンプル出荷を2006年第1四半期から開始する予定.また,量産出荷の開始時期は同年第3四半期になるもよう.
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