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2007年の技術解説
技術解説:新人技術者のためのロジカル・シンキング入門(1) 12.17
ここでは,大規模な組み込みシステム開発におけるデバッグの考えかたを解説する.自分が開発に携わっている組み込みシステムでバグが発生したときに重要なのは,「問題の切り分け」である.この切り分けをスムーズに行う方法はある程度パターン化できる.そのパターンを押さえていれば,いろいろなシステムのデバッグに適用できる.



技術解説:ネット接続可能なEthernetアダプタのファームをハック(後編) 11.27
Ethernetアダプタ「OSX-1」を利用した遠隔監視システムの製作事例を紹介する.画像メールを自動返信する仕組みを用意して,遠隔監視を実現した.



技術解説:ネット接続可能なEthernetアダプタのファームをハック(中編) 11.1
Ethernetアダプタ「OSX-1」をLANにつなぎ,メールの送信や自動返信,電源投入時の自動実行などを実現する.メールを使えば,ファイア・ウォールを飛び越えて外部からアクセスできる.例えば,組み込み機器における遠隔制御や遠隔監視などのアプリケーションに利用できる.



技術解説:ネット接続可能なEthernetアダプタのファームをハック(前編) 10.11
切手サイズのPHSモジュール「W-SIM」を利用して,インターネットに接続できるEthernetアダプタ「OSX-1」を使ったシステム開発について解説する.このEthernetアダプタはサーバ・モジュールを内蔵しており,ユーザはファームウェアを自由にカスタマイズできる.このサーバ・モジュールには,C言語ライクなインタープリタ言語の処理系(セルフ開発ツール)があらかじめ組み込まれている.



技術解説:1+1を10にする「チーム力」養成講座 9.14
チームの力を発揮するためのコミュニケーションについて考える.一般的なコミュニケーション理論の説明ではなく,筆者が新しいチームを立ち上げてから2年にわたって実践してきたことを,その中でも特に効果のあったものを中心に紹介する.



技術解説:放熱,事後対策の進め方 8.28
放熱設計は事前の検討と対策が鍵であると分かっていても,十分に実施できない場合がある.放熱設計を行おうとしたときに,きょう体やプリント基板の仕様がある程度固まってしまっていることもある.ここでは,試作機が出来上がってしまった段階における放熱対策の進め方について説明する.



技術解説:AMBA 3.0に追加された高性能バス用のAXI仕様 8.07
2003年6月に公開されたAMBA 3.0では,高性能なシステムのメイン・バスに使われるAXI(Advanced eXtensible Interface)仕様が追加された.ふつうのCPUのバス・インターフェースに近かった従来のAMBAバス仕様と異なり,AXI仕様は,チャネル構造やバースト転送を効率的に行うためのしくみを取り込んだ.本稿では,このAXI仕様について解説する.



技術解説:組み込みマイコンにおけるベンチマーク利用法の新しい動向 6.14
組み込みプロセッサやFPGAを搭載した基板の性能を比較してみたいと思うのは,システム設計者にとっては当たり前のことだろう.このプロセッサの性能をはかる目安としてMIPS値やdrystoneが一般的に使われているが,より組み込みシステムの用途に特化したパフォーマンスをはかる基準が提示され,多くのCPU,FPGAベンダが参加してベンチマークの基準が策定されてきた.この成果を公表する.



技術解説:磁界結合を利用した“ワイヤレスICE”を開発 5.31
組み込みシステムを開発する際,インサーキット・エミュレータ(ICE)を用いたデバッグがよく行われる.ICEを使うには,マイコンにICE用のピンを割り当てたり,ICE用のコネクタを準備したりする必要があり,ハードウェア設計の制約となっている.ICEを使うことによるこのようなハードウェア制約から解放してくれる,ワイヤレス接続のデバッグ・システムをルネサス テクノロジと慶應義塾大学が共同で開発した.



技術解説:OCP(Open Core Protocol)技術解説 5.10
OCP(Open Core Protocol)とは,特定のCPUやバスのプロトコルに依存しないオンチップ・バスの規格である.コマンドとレスポンスを独立したタイミングで送ることができる(スプリット・トランザクション).また,スレッドを複数に分けることにより,コマンドの発行順とは異なる順番でレスポンスを返すこともできる.このような特徴を持つOCP規格について解説する.



技術解説:無線ネットワーク設計の考え方 4.25
最近,鉄道の電子改札カードや電子マネー・カードなど,非接触の電子カードが普及しており,電源不要のRFIDタグが使われている.一方,ユビキタス・ネットワーク(いつでも,どこでもネットワーク接続できる環境)を実現するために,電池を内蔵するアクティブRFIDタグの開発も進んでいる.本稿では,アクティブRFIDタグの現状とシステム構築の注意点について解説する.



技術解説:Certified Wireless USBの動向 4.20
現在,パソコン周辺機器でもっとも普及しているインターフェースとしてUSBがある.2006年8月の電波法改正を受け,このUSBの無線版に相当する,「(Certified)Wireless USB」に対応した製品の投入が本格的に始まろうとしている.ここでは,そんなWireless USBの動向を紹介する.なお,コードレス・マウスなどに使われているCypress Semiconductor社の無線規格「WirelessUSB」とは異なる規格なので注意していただきたい.



技術解説:無線通信の基礎知識 4.12
ここでは,組み込み機器に無線機能を付加するために,知っておくべき無線通信の基礎知識について説明する.細かい変調方式のあれこれではなく,そもそもの電波のイメージや無線であることのメリット,無線機器の開発上の課題を理解していただきたい.



技術解説:USBの基礎知識,パケットのフォーマットからプロトコルまで 3.15
ここでは,USBのシステム構成について,その概要を解説する.コネクタ形状やUSBの実際の信号波形,パケット,各種転送モードについて,物理層側から上位層側へ向かって順に解説する.



技術解説:自動車分野の機能安全規格に対処する「MISRA-SA」を知る 3.1
ここでは,自動車の業界団体であるMISRA(The Motor Industry Software Reliability Association)が策定しているガイドライン「MISRA安全性解析(MISRA-SA)」について解説する.MISRA-SAは,2008年に策定される予定の機能安全規格「ISO 26262」に適合した開発実務を実現するためのガイドライン(指南書)という位置付けにある.



技術解説:模型ロケット打ち上げプロジェクトにおける安全対策 1.31
開発プロジェクトを推進するにあたり,安全に配慮するのは当たり前のことである.しかし,確実に安全に実施するには,決められたルールを守るだけでなく,さまざまな事態を想定して対策を施す必要がある.ここでは,新入社員研修の一環として模型ロケットの打ち上げを実施した企業が,どのような対策を実施したのかについて解説する.



技術解説:人工呼吸器に見るセーフティ・クリティカル・システム設計 1.25
ここでは,生命維持装置の一つである人工呼吸器の設計について解説する.メイン・システムが機能しなければサブシステムに切り替え,ポンプが動作しなければ電磁弁で代替するなど,非常時にも機能を果たすことのできるシステムを開発した.システムの機能とユーザの安全をどのように確保するのかという考え方は,医療機器以外の分野にも応用できるだろう.


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