アナログ回路の最近のブログ記事

コイルガンのキット

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 Gauss Pistol Homeでは,コイルガンのキットを販売しています.

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 あんまりこういう物には興味が無い管理人ですが,無駄に工夫しているので紹介します.
 コイルガンは,ソレノイドの磁力によって金属製の弾丸を加速して発射するので,そんなに威力は無く,せいぜいがオモチャで,競技用のスリングショット程度の威力しか出ません.とはいえ,スリングショットもそれなりに強力なので,物騒な代物であることには違いありません.
 ですから,こういう物を工夫しすぎると銃刀法違反で警察に連れて行かれるので注意が必要ですね.

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 これを見てもわかるように,バッテリから取った電力を貯めてコイルに電流を流すことで強力な磁場を発生させ,弾丸を加速します.
 そのようなわけで,全部の部品を並べると,下の写真のようになります.

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 パワーエレクトロニクスと,それを制御するためのマイコン(PIC)という組み合わせは,技術的には面白いですね.
 製作者に連絡すれば,400USドル以下で買えるようですけど,あくまでも強電のマイコン制御という教育目的で作られていることをお忘れ無く.
 間違っても,サバゲーなんかで使っちゃ反則ですよ.

フィジカル・アナログサーキット

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 最近、個人的にアナログ回路が熱いのです。
 先に紹介したテルミンもそうなのですが、続々とアナログ製品が「再発売」されたり、新規開発されています。
 その分野は、ずばり「楽器」です。
 テルミンが流行ってから数年が経ち、演奏者も増えました。その流れに乗って(?)、ついに「伝説のアナログ楽器」だった「スタイロフォン」が昨年の暮れに復刻されました。これは1970年代に Dubreq 社から発売され、「ポケット・エレクトロニック・オルガン」と呼ばれていました。鍵盤状に銅板が配置されていて、ペン状の接点に繋いで通電させる事で音を出すというシンプルな構造です。

Stylophone_800

 外見はチープですけど、侮るなかれ。実際に販売されていた1970年代には、実際にプロのミュージシャンが使っていたんですよ! 代表的な例では、テクノミュージックの元祖であるクラフトワークとか、デビッド・ボウイが挙げられます。
 しかも、復刻にあたって、MP3でのデータ出力コネクタまで装備されたので、携帯音楽機器に録音までできてしまいます。
 実は、そのまえに学研がスタイロフォンの外形を参考にしたと思われるアナログ・シンセサイザーを発売したのですが、残念ながら音程コントロール部分がリニアのセンサだったので音程を安定させるのが難しく、上手く演奏しようとするとかなりの苦労を強いられる製品でした。

Gakken_mook

 でも、このスタイロフォンなら、確実に音階が出せるので、ちょっと練習すればそれなりに曲になります。
 やっぱり、ディジタルも良いですけど、音楽はアナログですね。実際、最近では、楽器メーカーから発売されているディジタル・シンセサイザーの中には、ソフトウェアでアナログ・シンセサイザーの回路をエミュレーションをしている製品も多いんですよ。
 確かにフィジカル・コンピューティングも面白いのですが、フィジカル・アナログサーキットとも言える楽器の世界も面白い事になっているんです。



テルミン大国・日本

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 世界最初の電子楽器と言うことで、数年前に一時的にブームになった「テルミン」ですが、実は演奏者が最も多い「テルミン大国」って日本だということ、ご存じでした?
 世界的に標準的なテルミンというと、アメリカにあるMoog社Etherwaveという機種なのですが、テルミン大国である日本も負けてはいません。
 TAK・テルミン・ラボという会社がオリジナルのテルミン「e-winds」を製造・販売しています。

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 また、TAK・テルミン・ラボのWebサイトには「「テルミン屋」が語るテルミンのイロハ」という非常にわかりやすいテルミンの技術解説が掲載されているのですが、これ、実は管理者が依頼してテルミン演奏者の会「フレンズオブテルミン」の会報向けに書いてもらったものだったりします。「トラ技に記事を書くつもりでお願いします!」と言って依頼しましたね(^^;
 さらに、Mandarin Electronが開発・製造・販売している「マトリョミン」という製品は、ロシア人形の「マトリョーシカ」の中にテルミンを組み込んだうえ、実際に演奏できるということで話題になりました。

Matryomin_qt

 そして、さらに驚くべき事として、昨年発売された学研の「テルミンPremium」は、小型で、廉価でありながら演奏に耐えるだけの性能を持った「玩具じゃない楽器」としてのテルミンです。
 このように、日本の楽器開発者の方々は、世界最初の電子楽器「テルミン」の設計に今もなお情熱を傾けているのです。単なるアナログ回路でなく、「楽器として使えるアナログ回路」の研究に取り組むって、技術者としてはとても興味深く、おもしろいことだと思いませんか?

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